6月18日(火)22時22分、山形県沖を震源とする地震が発生し、新潟県村上市で震度6強、山形県鶴岡市で震度6弱を観測しました。この地震で、5県で40人、住家被害が3県で731棟(半壊23棟、一部損壊708棟)に生じました(26日18時現在・総務省消防庁調べ)。
山形県、新潟県では、発災直後から行政や社会福祉協議会、自治会、民生委員、ボランティアなどにより、丁寧な安否確認や戸別訪問を通じた状況確認が行われました。そのような被災者への困りごとに対して、地元を中心としたボランティアや被災地外から NPO・ボランティア市民活動団体が支援に駆け、支援団体間による情報共有を図るためのネットワーキングの場づくりも行われていました。
こうした状況を受けて、赤い羽根の中央共同募金会では、これまで災害を特定せずに「災害ボラサポ全般」に対していただいたご寄付を活用して、被災地で活動するボランティアグループ、NPO等を資金面で支援するため、「山形県沖地震 ボランティア・NPO活動サポート募金」助成を実施することにしました。
当該助成においては公募ではなく、被災地で支援の中心となっていた県社会福祉協議会および全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)の推薦により、対象団体を選定し、11月7日に助成先を決める運営・審査委員会(以下委員会)を開催し、6件、合計111万円の助成を決定いたしました。