「赤い羽根福祉基金」2021年度第1回助成先団体交流会を開催しました

中央共同募金会「赤い羽根福祉基金」の助成先団体間や担当者間のつながりを深め、各々が抱える課題を解決できるようなきっかけを生み出すことを目的として、2021年9月29日(水)に「広報/コミュニケーション」をテーマとした交流会をオンラインで開催し、今年度助成決定した9団体25名に参加いただきました。

まず話題提供として、特定非営利活動法人サンカクシャの荒井佑介代表理事より、「地域における協力の輪を広げるためのコミュニケーション」についてお話いただきました。サンカクシャでは、親や身近な大人を頼ることのできない若者が住み慣れた環境で就労できるよう、住まいと住まいでできる仕事を創り出す活動を行っていますが、これらの活動を通じて若者が自立を迎えられるよう、住民や企業、行政、支援団体などの地域における協力の輪を広げるためのコミュニケーションの工夫について話題提供いただきました。

次に、3つのグループに分けて、話題提供を受けての感想や自団体の活動、その他広報やコミュニケーションの取り組みを参加者同士で意見交換し、団体間の理解促進と課題共有の機会となりました。
閉会後には、希望者を対象にした雑談会を実施し、さらなる交流を深める場となりました。

■「赤い羽根福祉基金」2021年度 助成事業概要一覧について