赤い羽根福祉基金助成事業 塾に通えない中3生の為の学習支援を拡大するため「神戸学習支援連絡協議会」を設立

 去る10月13日(土)に、本基金助成を受けて神戸市職員有志が取り組む「塾に通えない中3生の為の学習支援を拡大しネットワークする事業」の一環として、「神戸学習支援連絡協議会シンポジウム」が兵庫県神戸市において開催されました。

 このシンポジウムは、神戸市職員有志が運営する「神戸みらい学習室」が中心となり、神戸市内外で自立に困難を抱える子どもたちへの無償学習支援に取り組む「学習支援活動団体」間の互いのノウハウや、課題を共有して連携を図るために「神戸学習支援連絡協議会」が設立されたものです。それに併せて、学習支援に携わる各関係者との交流会を兼ねた設立シンポジウムが開催されました。

 当日は、学習支援に関わる活動者や大学、企業、行政職員など約80名が参加し、神戸市内外において、社会人や大学生による自立に困難を抱える子どもたちへの無償学習支援の取り組む7団体の活動紹介をはじめ、支援活動団体との意見交換や交流が行われました。この「神戸学習支援連絡協議会」のネットワークを通じて、市民の方々が学習支援活動の立ち上げや運営のノウハウ、ボランティア参加できる仕組みを共有することで、地域における自立に困難を抱える子どもたちに対する学習支援の広がりが期待されます。

当日の様子は、読売新聞でも紹介されました。
詳しくは、神戸市職員有志「神戸みらい学習室」ホームページ