令和5年度(第77回) 赤い羽根共同募金運動 キックオフイベントを開催しました

(後列左から)ANAグループ客室乗務員・荒井さん、熱海富士関、支援者の古屋さん、武見敬三厚生労働大臣、村木厚子会長、日向亘さん、ANAグループ客室乗務員・土木田さん(前列左から)共同募金の助成を受けて活動する草栁さん、松本さん、松崎さん、加藤さん

今年も10月1日(日)から令和5年度(第77回)の赤い羽根共同募金運動が始まりました。
運動の開始にあたって、キックオフイベントを浅草寺(台東区浅草)で実施しました。
キックオフイベントでは、NHK大河ドラマ「どうする家康」真田信繁役の日向亘さん、大相撲の熱海富士関らが、共同募金の助成で活動する団体の皆さんとペアになって募金を呼びかけました。

開催概要

名称

第77回「赤い羽根共同募金運動」キックオフイベント

日時

令和5年10月1日(日)10:45~11:15

会場

 浅草寺東堂(東京都台東区浅草 2-3-1) 

参加ゲスト

・日向亘さん(NHK大河ドラマ「どうする家康」真田信繁役)
・熱海富士関(大相撲九月場所敢闘賞受賞)
・武見敬三厚生労働大臣
・草栁ゆきゑさん(ずし子ども0円食堂プロジェクト・神奈川県逗子市)
・松本暁生さん(つくしの郷 メロディー竹の塚・東京都足立区)
・松崎真希子さん(クロ―バーなります・東京都板橋区)
・加藤文子さん(ぷらっとほーむ~さいたま不登校ネットワーク~・さいたま市)
・荒井藍子さん(ANAグループ客室乗務員)
・土木田彩子さん(ANAグループ客室乗務員)
・村木厚子中央共同募金会会長

当日の様子

草栁ゆきゑさん(左)と熱海富士関(中央)

キックオフイベントでは、ペアで街頭募金活動を行なったゲストによるトークセッションが行われました。

神奈川県逗子市でこども食堂の活動をしている草栁ゆきゑさんからの「民生委員として活動する中で、孤立・孤独の状態にある子どもたちに何か手を差し伸べられないかとの思いでこども食堂を始めました、無料で食事を提供できるのも皆さんの支えのおかげです」というコメントに対し、大相撲の熱海富士関から「自分が中学生の頃に、母親が仕事を頑張ってくれている間、自分でご飯を作って妹と二人で食べていました。そのときの自分にもそういう場所が欲しかったです。今度食べに行っていいですか?」とのやりとりがありました。

加藤文子さん(右)と日向亘さん(中央)

また、さいたま市で、不登校の子どもたちに第三の居場所を提供する活動をしている加藤文子さんの「私も不登校の子どもの親として苦労した時期が長かったので、そうした子どもたちに何かできないかと思い、居場所の提供と学習支援、食支援の活動を始めました。赤い羽根募金を活用させていただくことで、不登校について知っていただく機会をいただけたことに感謝します。身のまわりにいるそうした子どもたちにどう手を差し伸べてよいかわからないという方でも、募金という方法で力を貸していただくこともできますので、どうか募金を通じたサポーターになっていただけたらと思います」というコメントに対し、NHK大河ドラマ「どうする家康」真田信繁役の日向亘さんからは、「さまざまな理由で学校に行けない子どもたちに、第三の居場所を提供する加藤さんたちのような活動を、多くの方に知っていただくことが今回のイベントを開催する意味だと思います。第三の居場所という活動を知るきっかけにしていただくために、僕が少しでもそのお力添えができればと思います」とのコメントをいただきました。
赤い羽根共同募金は、地域の福祉活動を支える募金として、10月1日から来年3月31日までの6か月間、全国各地で運動が展開されます。

 

ニュースリリース(2023.10.06)