赤い羽根共同募金

赤い羽根共同募金とは

共同募金は、戦後間もない昭和22(1947)年に、市民が主体の民間運動として始まりました。

当初、戦後復興の一助として、被災した福祉施設を中心に支援が行われ、その後、法律(現在の「社会福祉法」)に基づき、地域福祉の推進のために活用されてきました。

社会の変化のなか、共同募金は、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、さまざまな地域福祉の課題解決に取り組む民間団体を応援する、「じぶんの町を良くするしくみ。」として、取り組まれています。

令和5年度(第77回)共同募金運動 概要

実施期間    令和5年10月1日(日)~令和6年3月31日(日)

メインテーマ  じぶんの町を良くするしくみ。

実施主体    各都道府県共同募金会

募金目標額   182億1,971万円

 

令和5年度 共同募金運動における全国共通助成テーマ
「つながりをたやさない社会づくり~あなたは一人じゃない~」

共同募金が、地域において、あらゆる住民が役割を持ち、支え合いながら生活していくことのできる地域コミュニティづくりのための資金として、よりいっそう活用されるものとなるために、令和 5年度においても「つながりをたやさない社会づくり~あなたは一人じゃない~」を共通助成テーマとすることといたします。

 

令和4年度 共同募金の助成事例

〇子ども食堂(山梨県 社会福祉法人甲斐市社会福祉協議会)
  
 学校や家庭以外の「子どもの居場所や孤食の解消」を目的として、生活に困窮している世帯の小中学校の児童と生徒を対象に子ども食堂を年5回、大学生ボランティアによる学習支援をかねた子ども食堂を年3回実施しました。
また、甲斐市南部エリアの参加者が参加しやすいよう昭和町社協との共催で子ども食堂を年1回実施しました。
コロナ禍で人とのつながりが希薄化するなか、参加した児童生徒からは「楽しかった。また参加したい。」、保護者からは「保護者同士の交流も図れた。」など嬉しい声も届きました。

〇「CCAP版 親と子の関係を育てるペアレンティングプログラム®」ファシリテーター養成講座
  (東京都 社会福祉法人子どもの虐待防止センター)

  
 CCAPオリジナルのプログラム「CCAP版 親と子の関係を育てるペアレンティングプログラム®」を行うファシリテーター養成講座を実施しました。
 事前に申し込みを受けた、子どもと家族の支援にかかわる専門職12名を対象に、2日間にわたってプログラムを身につけるための講義やロールプレイングを含めた研修を会場で対面実施できました。

〇 支え合いマップ作成事業(富山県 社会福祉法人 立山町社会福祉協議会)

 助成金を活用して、町内の複数地区で拡大地図を用い、支え合いや防災情報の共有を図る研修会を行いました。
何気ない見守りや日頃の備えを「見える化」することで、地域の強みや課題を共有することができ、災害時や福祉活動に役立てる事が可能となります。取り組む集落の輪が少しずつ広がっており、継続的な実施をしていきたいと考えています。
今後も、取り組みを継続して地域のつながりづくりを進めていけたらと思っています。

令和4年度 共同募金の助成事例

※共同募金会では平成25年から「地域から孤立をなくそう」を全国共通の助成テーマとしており、これを包含する形で「つながりをたやさない社会づくり~あなたは一人じゃない~」のテーマ設定がなされています。

寄付する

共同募金は、地域の多様な課題解決のために役立てられています。
ご寄付は、各都道府県共同募金会で受け付けているほか、インターネットやスマートフォン、寄付つき商品、ポイントなどでもご寄付いただけます。

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令和4年度に赤い羽根共同募金にご支援・ご協力をいただいた企業・団体(中央共同募金会に対するご協力に限ります)

助成を受ける

共同募金会では、民間の団体や福祉施設から助成申請を受け付けております。
助成の応募にあたっては、都道府県共同募金会ホームページから応募要項をご確認ください。

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