これまでの活動のあり方の見直しと、持続可能な活動のあり方の検討

団体名 被災地支援プロジェクトチームEn

都道府県 東京都

助成額 100,000円

助成金で行った活動の概要
◎チーム力の向上:アジャイルの本を購入し、アジャイルチームを設置し、勉強会を開催しています。勉強会を通して、アジャイル開発の考え方や方法の理解を深め、共有することで、アジャイル化のマネージメントと実施を行うことができています。それにより、石巻の高校生の自立学習を支援するために、効果の高い学習会をチームで作り上げることに役立っています。 <メンバーより>・チームで困ったことにぶつかった時にこの本が役立っている。・チームの作り方を学べる他に、より良くするために、立ち戻ることができる。 ◎誰にとっても安心できる環境の整備:抗原検査キットを購入しました。石巻での対面指導、メンバー間の打合せ、児童養護施設訪問時には、検査により「対面」での開催がしやすく、安心して話し合いすることができたとコメントを頂きました。これらによる効果や感想は以下の通りです。 <学習会に参加する石巻の高校生と児童養護施設の高校生より>・話すことで、モチベーションになった。・たくさん褒めてもらえた。普段からそんなに褒められないからEnの人と話してたくさん褒められて頑張ろうと思えた! <児童養護施設の職員より>・高校生にとっては、多様な人と触れ合い、良い刺激になっている。・良い意味で、子どもに対する考えや姿勢がフラットに戻されるような感覚を得ることができた。・児童養護施設では、子どもとの距離が近いため、進路に関して冷静に対応するというのは難しいが、改めて施設内での役割分担の重要さも再確認した。・外部の専門的な人に入ってもらうことで情報も整理された。・外の人に、「労ってもらう」、「前向きな言葉がけをしてもらうこと」が普段ないため、その点についても職員も安心し、自信になった。

本助成金による活動の成果
本の購入 15,500円、抗原検査 84,000円(2400円×35回分) 



寄付してくれた人へのメッセージ
寄付をしてくださり、ありがとうございました!今回の助成金により、自分たちの活動の意味や価値と向き合う機会やチーム力の向上等、自分たちにも目を向ける機会を頂き、それにより、良い活動に結びつけられるような意識が更に高まりました。また、用途も比較的自由だったため、コロナ禍という特殊な状況時に誰にとっても必要なものに費用を集中することができました。それにより、これまでの経験を生かした新規事業として、児童養護施設での大学受験生への学習指導・進路相談の介入を行うこともできました。