こどもや若者また様々な家族のための居場所事業

団体名 一般社団法人 こども未来

都道府県 栃木県

助成額 1,630,726円

活動開始日 2021/1/1

活動終了日 2021/12/31

助成金で行った活動の概要
家庭に問題を抱える若者や家族にたいして、市内で3か所の居場所を提供し、癒しの空間を提供した。また、それにとどまらず、シングルママや貧困家庭への食事支援や居場所支援を事業とした。子どもや若者には、送迎支援、学習支援、生活支援を行い、2か所の子ども食堂では、食事支援を丁寧に行った。専門家によるカウンセリングや、養育のプログラム作成などが示され、個々人皆違う悩みと課題を丁寧に対処した。ひきこもりの若者にはウォーキングを恒例とし、体つくりからかかわった。また学校にゆけない生徒や若者には、ピュルテでは人と対面して行動する体験をさせ、社会とすこしでも関わりを持つようにした。また、居場所3か所を「みんなのおうち」と命名し、それぞれどの施設で活動してもよいように、情報を共有しあった。こども食堂ネットワークかぬまは本社団法人の関連部門であり、代表理事が代表を務めている任意団体であるが、課題を共有し、事業を一緒に遂行した。

活動日数 200

支援対象者実人数 45

支援対象者延べ人数 2000

参加ボランティア実人数 35

参加ボランティア延べ人数 400

本助成金による活動の成果
①こどもや若者が自由に集える居場所が出来た。②家族が一定の期間、宿泊することで、心がおだやかとなり落ち着き、次の生活に落ち着くことができた。③社会から見えずらいひきこもりの若者に一定のアプローチができた。④ヤングケアラーの問題も浮上したが、課題解決のさきがけができた。⑤不登校の生徒には、学校行きを強制せずに、第3の居場所としての3か所を提供して、様々なプログラムを準備して、自己肯定感をアップさせる事業を行った。⑥食事支援では市内8か所ある子ども食堂と連携を図り、配食支援や学習支援を行ったことで、こどもが生き生きとしてきた。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
課題 ●社協、こども総合サポセンとの協働の難しさ ●支援が必要な家庭のみえずらさ ●みんなのおうち事業の周知、広報 ●居場所の公開についての疑問 ●若者支援では、夕方から夜の支援の場が必要 ●生活支援では家庭への理解と信頼 ●子ども支援はその親支援と共に行わないと結果が見えない 〇今後の取組としては、他団体や行政とのつながりを強化し、子どもをだれひとりとりのこさない当たり前を、しっかりと認識させるように動く 〇家庭全部をひっくるめての支援体制を考えることが次の課題

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://kodomomiraiweb.wixsite.com/index



寄付してくれた人へのメッセージ
鹿沼市内に子どもや若者や疲れた親たちが羽根をやすめる居場所が3か所できましたことは、私たち市民の願いでありました。この機会をさらに生かした運動へと展開してまいります。ありがとうございました。