DV,虐待被害者のシェルタ-、移住のための支援事業

団体名 特定非営利活動法人秋田たすけあいネットあゆむ

都道府県 秋田県

助成額 3,000,000円

活動開始日 2020/12/1

活動終了日 2021/12/30

助成金で行った活動の概要
秋田県初の民間シェルターとして開設していますが、利用料金を安価にしていますので、受け入れを平日の18時までとしています。夜勤や24時間受け入れるためには資金が不足しています。夜中の「たすけてほしい」というメールを受け取るたびに、無力さを痛感しています。コロナ禍で相談が増えています。食糧支援も通常の2倍に増え、困窮世帯も増加しています。困窮世帯が増えるという事はDVも増えます。虐待も増えています。住むところを追われ、車中生活をしている人。親子の関係が不仲で家を出て行けと言われるこども、さまざまな活動を通じて支援しています。シェルターの24間受入が可能になれば、救う事ができる人も増えます。相談人員も増やし、孤立することのない、ワンストップの支援を実施しました。

活動日数 360

支援対象者実人数 32

支援対象者延べ人数 81

参加ボランティア実人数 3

参加ボランティア延べ人数 34

本助成金による活動の成果
DV相談や受け入れは普段の活動でも決して少なくなりませんが、コロナ禍でウイルスが蔓延し、蔓延防止措置期間中は相談が減りました。児童生徒若い女性の自殺が増えた事で、家出を出たい、居場所がない相談は増え、メールでのやりとりも増えました。未成年の受け入れは慎重に対応しながら、児童相談所への通告は2件ありました。車中生活からの脱出支援もあり、難しいケースも対応することが出来ました。シェルターから行政同行、住居探しからの自立支援もでき、社会復帰が叶いました。相談、受入れ、自立といったワンストップの支援、職を失った人、DV、家族からの虐待、車中生活者の受入れ、支援に力を注ぐ事が出来ました。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
居場所や行き場のない状態で所持金もないケースが多く、特に若い女性、学生はほとんどお金をもっていません。安価な利用料のシェルターの代金、食事代もない人を受入れる時には、食糧支援や日用品、洋服、布団や身の回りの必要なものはこちらで用意しました。困った状態でも逃げる資金やその後の生活を考え、我慢するいう選択をしてしまうケースが多く、自立に不安があるから、逃げる事が出来なったと話す人が多い。お金が無いから我慢するとい最悪な事態が回避できるような制度や、民間シェルターが無料で利用できるような仕組みや補助金で支えてもらえれば、もっと多くの女性を救えます。民間シェルターの活動は踏み込んではいけない領域かもしれない。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://blog.goo.ne.jp/akitatasukeai/e/715ae6d85ae4fed9f07ab0e46c9d8216



寄付してくれた人へのメッセージ
活動にご寄付を頂きましてありがとうございました。困難を抱える人を支援することが出来、心から感謝申し上げます。写真に喜びの顔を写すことはできませんが、笑顔で1歩を踏み出す事ができた事は事実です。今後とも応援宜しくお願い致します。