食糧で生活を支える、物流ネットワークの事業

団体名 特定非営利活動法人 NPOホットライン信州

都道府県 長野県

助成額 800,000円

活動開始日 2021/7/1

活動終了日 2021/12/31

助成金で行った活動の概要
蔓延するコロナ禍で、「生活弱者を地域で支えあう、誰もが認めあう」多様性のある支援活動を通じて、誰もが安心して暮らせる、きずな社会への実現ため、行政の制度では対応できない支援と更には、有料のサービスを利用できない要支援者に対応した、24時間365日無料相談・面談・同行・生活支援を行い、孤立や居場所を失った人を支えてきました。 具体的には、フードドライブ・フードパントリーでの支援物資の受領・提供による、生活困難者への支援がしやすい、誰でも気軽に参加できる地域の居場所としての3密避けた、物流ネットワークにより多くの生活困窮者を支援してきました。

活動日数 120

支援対象者実人数 750

支援対象者延べ人数 1,300

参加ボランティア実人数 110

参加ボランティア延べ人数 650

本助成金による活動の成果
子どもからお年寄りまで多くの方が関わることによって、今日のコロナ禍においても、思いやりと地域の支えあいで乗り切ることができた。具体的には、「生活弱者を地域で支えあう、多様性のある支援活動」の本事業により、孤立した人も含め、その地域の人達が主体的に取り組む地域が一体になった福祉社会がが出来上がった。一方、本事業の取り組みの成果により、国・自治体の補助金制度が活用できるよう、地域づくりに繋がる事業展開が可能となり、行政や企業団体との連携が強まり持続可能な事業展開ができたことはよかった。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
蔓延するコロナ禍は、長期化しているものの支援者や相談員を増やし、こどもや若者、親子が心身の孤独や貧困を減らすことができたが、要支援者が自立し、支援者側に回り、自らの経験を活かす「ピアサポート」が効果を上げていることから、更なるピアサポート体制の構築できてきた。また、信州こども食堂ネットワークによるSDGsの取り組みが浸透してきた。具体的には、子どもたちによるSDGsの紙芝居が2ヵ所のこども食堂で出来上がり、テレビで放映されるなど内外に発信できた。爆発的なコロナ禍では、更なる生活困窮者が増え続けてくる。支援活動の手を緩めることなく、本事業の持続可能な体制づくりを構築していくことにある。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://hotline-shinshu.jimdofree.com/%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E5%AF%BE%E7%AD%96%E7%B7%8A%E6%80%A5%E6%94%AF%E6%8F%B4-%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%81%AB%E8%B2%A0%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%9E/
https://www.facebook.com/profile.php?id=100014214973566



寄付してくれた人へのメッセージ
爆発的なコロナ禍により、人とのつながりが希薄なる一方で、多くの皆さん方からの心温まるご寄附をいただき、活用することによって、彼らの中に「自分は一人でない、生きていていい、価値ある人間だ」という自己肯定感が生まれ、自立につながっていきました。ありがとうございました。