生活に不安を抱える在住外国ルーツの人たちへの継続的支援事業

団体名 認定特定非営利活動法人 ふじみの国際交流センター

都道府県 埼玉県

助成額 494,100円

活動開始日 2021/10/1

活動終了日 2021/12/31

助成金で行った活動の概要
(1)フードバンク事業の成果① ふじみの国際交流センター(以下、FICEC)を利用している(ふじみ野市・富士見市・三芳町、近隣市)の外国ルーツの人達を対象にフードバンク事業を実施しました。② フードバンクの広報、宣伝のために日本語と英語・やさしい日本語両面刷りチラシ(カラー500枚)、ポスター(A2版、日本語版20枚、英語・やさしい日本語版10枚)を作成しました。(2)普及・啓発活動多言語による「ficecフードバンクGuide」を作成しました。

活動日数 55

支援対象者実人数 70

支援対象者延べ人数 248

参加ボランティア実人数 11

参加ボランティア延べ人数 105

本助成金による活動の成果
(1)フードバンク事業により、26か国・延248人への食料支援を行ことができました。特にficecまで来所できない外国人(11人)に宅配便で食料支援を行うことができました。(2)これまでふじみの国際交流センターは20年にわたって生活相談事業を行ってきたが、貧困を訴える相談者に食料支援を行うことができるようになりました。(3)多言語(やさしい日本語、英語、韓国語、中国語、フィリピン語、ネパール語)で、フードバンクの仕組みや利用方法を解説した「Guide(A5版・32)」を作成したことにより、外国籍住民がフードバンクを利用できるようになりました。また、外国人を支援する行政窓口や社会福祉協議会、支援者の手引きとなりました。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
(1)フードバンク利用を希望する外国籍住民がとても多いことが分かった。(2)今回作成した多言語(やさしい日本語、英語、韓国語、中国語、フィリピン語、ネパール語)では対応できんない外国籍住民への対応(3)ふじみ野市、富士見市、三芳町を超えた全県的な支援ができないことが分かりました。 ≪今後の課題≫・外国語と日本語を正しく話せるスタッフの育成・食料支援だけでは助けられない「医療支援」や「通訳」の必要性が分かりました。・NPO法人としての限界(財政問題)以上

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
http://www.ficec.jp/info-fujimino/pdf/2109-all.pdf?fbclid=IwAR3LRuM5VQdx85bT5gAS_BMvu3obXQSLSVagORL2_FJTMoLYcZe7R36N9nM



寄付してくれた人へのメッセージ
地方で外国籍住民の支援を行っている小規模なNPOにとってとても力強い助成を頂きありがとうございました。とくに、多言語による「フードバンクGuide」は画期的な成果物を作成することができました。ありがとうございました。