福祉施設や団体、母子・父子家庭、外国人留学生などの食の支援のためのフードバンク事業

団体名 特定非営利活動法人 ふれあいフードバンク飯塚

都道府県 福岡県

助成額 2,220,000円

活動開始日 2021/4/1

活動終了日 2022/1/27

助成金で行った活動の概要
2020年9月よりコロナ禍の中、食の支援を必要とする方々が増えつつあり、福祉施設・団体(社会福祉法人佐与福祉会・大地の森・森の子・草原、二瀬まちづくり協議会中学校学習会)個人では母子・父子家庭や、九州工業大学や近畿大学などの外国人留学生、独居高齢者などに毎月1回トラック2台(3トン分)で提携しているフードバンク福岡に引き取り搬送し定期的に食品を提供して来ました。登録者は徐々に増え現在150人の登録者がいます。寄贈頂いている企業様は、福岡嘉穂農業協同組合、株式会社ロイヤルホールディングス、株式会社サンユーフーズ、株式会社オーケー食品工業、株式会社吉浦コーポレーション、株式会社石井食品、さかえ屋株式会社、ダイドードリンコ株式会社、株式会社ブリッジなどです。

活動日数 36

支援対象者実人数 220

支援対象者延べ人数 1,980

参加ボランティア実人数 15

参加ボランティア延べ人数 135

本助成金による活動の成果
毎月1回トラック2台(3トン分)で提携しているフードバンク福岡に引き取り食品を提供して来ました。当初は定期的に食品を提供している方は70名くらいでしたが、徐々に増え現在150人の登録者となり、新型コロナ感染拡大が続く中、失業者や収入の減額など生活困窮者も増えつつあります。現在食品倉庫に現在業務用冷凍冷蔵倉庫が3台あり、食品保管庫に不足しており、本助成金により新たな保管倉庫が設置でき、食品保管が可能となりました。生活困窮者により多くの食品の提供ができます。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
母子・父子家庭や外国人留学生等の食品を無償で提供するフードバンク事業の対象者は多岐にわたります。女性の賃金水準は相対的に低く、子育てしながら働くことは多くの負担があり、一定の支援があっても厳しい状況にあります。一方、父子家庭の割合は少ないですが、食生活において大変厳しい家庭が見受けられます。近くの九州工業大学や近畿大学の外国人留学生や県外の大学生も多く、飯塚市からの要請でアルバイト等ができなくなった大学生に支援をしています。第6波の感染でますます経済的に追い込まれています。さらに、フードバンクポストの取り組みを行いたいと思っています。フードバンクポストとは、家庭で消費する機会のない食べものを気軽に寄付できるポストです。集められた食品は、当法人によって責任をもって食べものを必要とする人たちの元へ届けます。食品を寄付する場合、賞味期限が1ヶ月以上あり、未開封のものに限られます。現在飯塚市役所本庁ロビーやフードウェイ新飯塚店などのお店に設置し、家庭内の食品ロスの削減を幅広く進めています。2021年10月からはフャミマフードドライブの引き取り法人として、6店舗の家庭内の食品ロス削減にも取り組み、継続的に取り組みを進めるための運営資金やスタッフの確保が大きな課題です。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.xn--l8je9lrd4hzfybyb6u5c9749cp7vh.com/



寄付してくれた人へのメッセージ
本助成金により、新たに食品倉庫が建設でき、食の支援が必要な方々への提供がより多くできることに心より感謝申し上げます。とりわけ母子家庭の皆さんは子育てもあり、感謝の言葉を多く頂いております。今後もフードバンク事業を継続的に行きたいと思います。