フードドライブをするための環境整備及び実施事業

団体名 学習支援ひろば「くじら寺子屋」

都道府県 沖縄県

助成額 420,000円

活動開始日 2020/10/1

活動終了日 2021/2/25

助成金で行った活動の概要
10月~2月まで月1回以上各世帯3000円以上の食料の支援をする。支援対象家庭は、コロナの影響で困窮している家庭 シングル家庭 4人以上の兄弟がいる家庭としました。沖縄市社会福祉協議会・地域の小中学校に事業説明、小学校では全世帯に事業内容のお知らせを配りました。毎回30世帯ほどに支援し段ボールひと箱以上の食料を渡すことが出来るようになっていました。食糧の支援をする中で、各家庭に本当に必要なものをお渡ししたいという願いから、受け渡し日に館内に商店のようなスペースをつくり低価格の値段設定をして3000円になるまで選んでもらうという手法をとりました。冷凍庫や冷蔵庫も増やし、冷凍食品や冷蔵食品も受け取れるようにしました。欲しい食料品のアンケートや購入する時に欲しいものがあればLINEで連絡を入れてもらいなるべく必要な物を届けることが出来るようにしました。

活動日数 29

支援対象者実人数 172

支援対象者延べ人数 993

参加ボランティア実人数 10

参加ボランティア延べ人数 52

本助成金による活動の成果
徐々に申し込みが増え、トータル993名に支援することが出来ました。事業を進める中で、様々な企業や団体からも食糧の支援を受けることが出来ました。初めての試みだったので、大量購入をするにあたりコープおきなわさんと購入方法について話し合うことが出来、この機会に事業の事にも興味を持ってくれ情報提供もありました。今まで接点のないような世帯ともつながることが出来、世帯状況の把握が出来ました。お買い物形式をとっていたので各家庭の事情も聴きやすい雰囲気や選んだもので家庭の状況を知ることが出来ました。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
活動を続けるにあたって、支援が必要な方が増えていく実感がありました。一見、支援が必要ではなさそうな方も話を聞いてみると離婚調停中で一人親になっていないから行政の支援が受けにくかったことや収入が大きく変わっていなくても自粛期間中にゆっくりと家計が圧迫されている実情などがありました。内地だと3人兄弟以上を多子家庭とみることが出来ると思うのですが、沖縄は3人兄弟があまりにも多く支援先に入れることが出来ませんでしたので、事情を聴いてからの支援としました。1回あたりの食料支援の量は少なくなりますが、不定期に続けていきたいと考えています。この活動を必要としている人がいることが実感としてあるからです。