新型コロナウイルス感染症拡大等の影響により支援が必要となった方々のための食支援事業

団体名 公益社団法人 フードバンクかながわ

都道府県 神奈川県

助成額 990,000円

活動開始日 2020/9/1

活動終了日 2021/3/31

助成金で行った活動の概要
個人や団体・企業から消費するには十分安全であるにもかかわらず廃棄されてしまう食料の寄贈を受け、支援を必要としている生活困窮者等に非営利団体を通じて適切に配るフードバンクシステムの確立をめざします。あわせて、この事業を通じ地域の「たすけあい」「支え合い」「分かち合い」、相互扶助の社会づくりをめざすとともに、社会の食品ロス削減に向けた意識の向上を図り、社会福祉及び資源・環境保全の増進に寄与することを目的に、以下の事業を行いました。ーーー(1)食料の収集・配布を通じた、生活困窮者等への支援事業 (2)食品ロスの削減、フードバンク等に係る調査研究・啓発・政策提言を目的とする事業 (3)地域社会における市民の相互扶助を増進することを目的とする事業 (4)災害等の被災者に対する食料・生活物資等の支援事業 (5)勤労意欲ある生活困窮者等の就労支援を目的とする事業 (6)その他当法人の公益目的を達成するために必要な事業  ◆2020年度事業結果(2020.4.1-2021.3.31) 合意書締結団体:①食品寄贈 155団体(社) ②食品提供 215団体(行政・社協含む) 取扱量:①寄贈食品 770,602点 210,449㎏  ②提供食品 724,913点 194,176㎏

活動日数 147

参加ボランティア実人数 227

参加ボランティア延べ人数 459

本助成金による活動の成果
活動期間の7か月間(2020.9.1-2021.3.31)の状況 ◆寄贈量:369,214点 119,055㎏ ◆提供量:328,345点 104,396㎏ 寄贈の内、主食(米、アルファ米、パン缶など)や飲料が多数を占め、副食(おかず)が不足している中、「フードバンク活動等応援助成 第2回助成」の助成金により、購入させていただいた副食「レトルトカレー」 計11,000食分は、利用団体から大変喜ばれた。レトルトカレーは、横浜市のひとり親家庭支援(パクサポ)や相模原市の学生支援を中心に、84団体を通じて、11000袋を食支援が必要な方々にお渡しすることができた。特にコロナウィルス感染症拡大の影響により、ひとり親家庭や学生から「ありがとう」の声をいただいている。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
◆コロナウィルス感染症拡大の影響で食支援が必要な方は、予想以上にいらっしゃる。 ◆上記の影響は、数年は続くのではないかと思われ、活動の継続および拡大が必要。 ◆この間の取組やマスコミ等の報道もあり、フードバンク活動や食支援についての認知度がアップしたものの、まだまだ、知らない方が多い。 ◆現在、フードバンクかながわの取扱い食品は、常温保存可能品とお米であるが、野菜や生鮮品、冷凍食品の要望も多い。 ◇食支援を行う支援団体(行政、社協含む)の登録(合意書締結)をさらに増やす。 ◇ひとり親家庭や学生支援は継続する。(すでに横浜市や相模原市からは申し入れあり、また、横浜市大等大学からも要請あり) ◇団体正会員(12団体)や賛助会員のメンバーや組合員等へフードバンク活動の認知度アップを図ります。(正会員団体のメンバー数は約200万世帯(人)) ◇取扱い品目(冷凍食品等)の拡大の検討・準備をすすめます。野菜については、冬場の取扱いを実施(トライアル)しています。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.fb-kanagawa.com/pdf/tsushin/tsushin_24.pdf
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=2145690512222056&id=680648385392950&__tn__=-R