参加・連帯を育む生活困窮者の為の生活総合応援事業

団体名 社会福祉法人 宿毛市社会福祉協議会

都道府県 高知県

助成額 1,000,000円

活動開始日 2020/10/14

活動終了日 2021/3/31

助成金で行った活動の概要
本助成金を活用して「赤い羽根フードドライブキャンペーン~宿毛市民のおすそわけ~」と題しまして事業に取り組みました。本年の10月14日(水)から11月13日(金)までを食料募集期間として宿毛市内量販店(フジ宿毛店)及び当法人窓口ににフードドライブボックスを設置して広報及び食料の募集活動を行い、また、宿毛市社会福祉法人連絡会にて社会福祉法人の公益的取組として行う事を決議し、職員の方々からの食料提供協力により、各福祉法人にて食料募集を行いました。その後、11月14日(土)から12月28日(月)を強調期間として配布活動を行いました。配布に際しては新型コロナウイルス関連の特例貸付先に文書にて配布事業の通知を行い、食料を必要とする世帯へ行き渡る様に配慮し、また、当法人広報紙(各月作成)及びHPへの掲載、宿毛市危機管理課の協力を得て防災アプリでの広報を行い、情報が行き渡る様に配慮して対応しました。そして11月14日(土)から1週間の間、特設会場を設置して新型コロナウイルス感染防止策を施した状態で食料配布会を開催しました。その際に食料提供者のメッセージ(承諾を得られたもの)を受領者へ食糧と共に配布し、受領者より提供してくれた企業・団体、個人の方々へメッセージを記入して貰い、相互が「見える・感じられる」様に配慮して配布事業を展開しました。本県においては11月末より感染者が徐々に増加し、高知県西部の幡多地区においても感染者が出たことから本市内飲食店は時短営業となり、再度収入が減少になった方やこれまで耐えて来た方等の生活が更に困窮し、食べる事も困難な状態へ追い込まれた世帯が散見されました。その対応策として備蓄食料の購入も本助成金にて対応を行っていた結果、困窮される方へ直接十分な食料を届けることが出来ました。また、助成金使用項目変更申請を行い、承諾頂きました結果、再度追加食料を購入できたことから食料配布を積極的に行うことが出来ました。今後の新型コロナウイルス感染拡大状況により地域経済は先行きが見えない状態ではありますが、本助成金により救われた地域住民は多く、また、このコロナ下の福祉活動として宿毛市全体が1つの目的達成を共有できた事業となりました。

活動日数 62

支援対象者実人数 277

支援対象者延べ人数 415

本助成金による活動の成果
本助成金による活動の成果として以下のことが挙げられる。① 新型コロナウイルス感染拡大の影響により困窮した人への十分な食料提供:本助成金を活用して、提供食料(50万円分)及び備蓄食料分を購入することが出来たことにより、宿毛市民及び企業・団体の寄付分と合わせて十分な食料提供が可能となった。世帯単位ではなく個人単位での配布が可能となった。 ② 本助成金事業を通しての連携強化及び新たなつながりの構築ができた:本事業を通して、宿毛市社会福祉法人連絡会における関係性及び相互の協力体制の強化につながる。また、新規協力企業及び団体とつながり、今後の発展性が広がった。 ③ 本助成金事業を通して宿毛市の困窮者の現状について発信でき、周知につながった:本助成金事業を通して、新型コロナウイルス感染拡大の影響により困窮状態へ陥った若しくは陥りそうな方の現状を宿毛市民に届けることができた。宿毛市民の窮状を知ったことから、想定以上の食料提供となった。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
【今後の課題について】①持続可能なフードバンクシステムの構築 ②継続した広報活動 ③活動の「見える化」 ④フードバンク制度のアクセシビリティの向上 ⑤提供食料の管理  【今後の取り組みについて】上記課題について改善を行い、対応できる様事業を組み立て柔軟に対応してしく。また、ウィズコロナ、アフターコロナから当市における安心・安全の市民による市民の為の制度として定着させ、持続可能な制度としていく。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.facebook.com/sukumo.shakyo/posts/5050073725010529
https://www.facebook.com/sukumo.shakyo/posts/4909836975700872