甲斐市パーソナルサポートセンター 冬休み子ども支援事業

団体名 社会福祉法人 甲斐市社会福祉協議会

都道府県 山梨県

助成額 740,000円

活動開始日 2020/11/1

活動終了日 2021/1/8

助成金で行った活動の概要
甲斐市社会福祉協議会では、甲斐市パーソナルサポートセンター事業として、生活困窮者自立支援機関と連携し、企業・家庭等から提供を受けた食品を、相談者に対して食糧支援をおこなっている。これは単なる食料の提供ではなく生活の基盤である『衣食住』の食を通して健康と生きる希望を取り戻してもらうよう、自立に向けての支援として生活全般の相談の一部として実施している。今年度は、新型コロナウィルス感染拡大の影響等により低所得者世帯の生活状況が厳しさを増しているため住民の相談者も増えている。その中で、子供のいる世帯の相談が多いことから、夏休みこども支援に引き続き、食費や光熱費が増え家計に負担のかかる冬休み期間中の小学生・中学生を対象とした食糧支援に取り組み、市内小・中学校及び特別支援学校の児童・生徒全員に事業を周知するチラシを配布し、申請についてはウェブ・FAX・電話での申請を可能とすることで保護者の負担軽減に図った。

活動日数 69

支援対象者実人数 225

支援対象者延べ人数 225

参加ボランティア実人数 16

参加ボランティア延べ人数 25

本助成金による活動の成果
夏休みこども支援の時は、市内の小・中学校にチラシを配布していたが、冬休みこども支援では特別支援学校にもチラシを配布し、児童扶養手当受給者・非課税世帯・新型コロナウィルスの影響等で収入が減少した世帯としたことで幅広く周知し対応することができた。支援を受けた世帯からは、とても喜ばれ、子供たちの大好きなお菓子やジュースなどもあり受け取りに来た子供たちもとても喜んでいた。また、この事業を市広報などで周知し、多くの市民・企業から食料寄付が寄せられ、関心の高さも感じ取られたと共に社会福祉協議会の認知度をあげることができた。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
新型コロナウィルスの終息が見通せない中、来年度も困窮世帯が増えていくと思われる。来年度も休み期間中の食料支援を計画するとともに、食料支援のみならず生活全般の相談支援を関係機関と連携しながら継続していく。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://kaishakyo.or.jp/publics/index/181/