コロナ禍で収入が減ったひとり親家庭に食品を支援する活動

団体名 特定非営利活動法人神奈川フードバンク・プラス

都道府県 神奈川県

助成額 700,000円

活動開始日 2020/9/1

活動終了日 2021/3/31

助成金で行った活動の概要
・横須賀市の母子福祉会を通して一人親家庭にこの企画を知らせると共に、ホームページやフェースブックを通して直接市民に呼び掛ける方法を採った。・コロナ禍で生活苦に陥った世帯からの連絡も多数入り、昨年の5月から今年の3月まで個人配布会を27回実施、延べ443世帯に食品の無料配布を行った。・コロナ禍とは直接関係ないが、基礎年金だけで暮らす高齢者への食品支援活動として、県営「かもめ団地」、「津久井浜団地」にて隔月各60世帯に食品の提供を行った。・年末年始時にコロナ禍による生活困窮世帯に対して横須賀市が実施した食品支援活動に対して食品の提供を行った。・食品提供先からの数量増や、配布先も増えて従来の池上倉庫では建物の老朽化と不便さから1月から交通の便の良い、市内三春町に事務所兼倉庫を新設して活動の拡大化を図った。

活動日数 70

支援対象者実人数 200

支援対象者延べ人数 1200

参加ボランティア実人数 20

参加ボランティア延べ人数 140

本助成金による活動の成果
本助成金活用により、当初入手出来なかった、白米とパックご飯の購入が出来た。年末になり行政や企業からの備蓄米の提供が増えて来て、それからはラーメンや缶詰等の幅広い食品の購入も出来るようになり、配布先の方々からは大変喜ばれた。時節柄フードバンクの知名度も高まり、ボランティアの人員も増えて、交通費補助金を出すことも出来た。また事務所兼倉庫を管理する専従者に人件費を支払う事も出来た。今回、助成金を頂き、我々の活動範囲が拡大したことに大いに感謝する次第です。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
一人親家庭や、公営団地で暮らす高齢者への今後の対応は、行政や地区社協との情報交換、協力を持って進めて行かなくてはならない事を強く感じた。今後はこの部門に力を注いで行く予定である。