千葉県内生活困窮者のための食のセーフティーネット事業

団体名 フードバンクちば

都道府県 千葉県

助成額 1,000,000円

活動開始日 2020/9/1

活動終了日 2021/3/31

助成金で行った活動の概要
※下記「助成決定した活動を報告したSNSやホームページ」のURL 2行目「https://www.akaihane.or.jp/wp/wp-content/uploads/01-b-173_gaiyo.pdf」よりご覧ください。

活動日数 154

支援対象者実人数 930

支援対象者延べ人数 1338

参加ボランティア実人数 13

参加ボランティア延べ人数 308

本助成金による活動の成果
●2012年の設立より、県内の支援機関との連携を広げ、県内全域の市町からの依頼で、個人で困窮する方への緊急食料支援の仕組みを作ってきた。●コロナの影響では、行政や社協等の窓口に失業/休業を余儀なくされている方からの貸付や給付金の申請が殺到しており、公的制度を利用するまでのつなぎとして、緊急食料支援を行うことで、公的制度を補完するものとなっている。●実際に、3月から8月までの期間で、のべ1,388件の緊急食料支援を行い、そのうち250件がコロナによる影響で、失業・減収等した人への支援だった。●秋ごろにかけては、総合支援資金等の貸付や住居確保給付金の延長等で利用は一時減ったが、年が明けて以降、貸付金の期間が終わり、困窮する人が増えており、宅配便で食料支援を行った。●フードバンク利用の状況からは、コロナ以前に比べて、生活保護を受給している人への支援は減少し、就労していたが、失業/減収して困窮した人が増えていることがうかがえる。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
●これまで支援対象とされてこなかった大学生や高校生といった若い世代への支援も必要であり、実際に支援を行った学校ではもっと欲しいとの声も多い。●需要の拡大に合わせ、扱う食品の量が増大し、2020年11月末に広い建物への移転を実行したことで、ストックも含め余裕を持って食品を確保することが出来るようになった一方、在庫の賞味期限管理など新たな業務が発生し、非常勤の体制では運営が難しくなっている。●引き続き、子ども食堂等については、フードパントリー(食料配布)形式が拡大したが、パントリー形式の場合、「ほしい人」に渡せるメリットがあるものの、食料支援を通じた継続的支援につながりにくいのではいか?と懸念もある。フードバンクちばとしても取り組むべき内容であると考えているが、スタッフの数も限られており、子ども食堂等の後方支援の形にとどまっている。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://fbchiba.ko-me.com/Entry/425/
https://www.akaihane.or.jp/wp/wp-content/uploads/01-b-173_gaiyo.pdf