ひとり親家庭の子育てを応援するフードパントリー事業と困窮者支援のためのフードバンク事業

団体名 フードバンクいるま

都道府県 埼玉県

助成額 320,000円

活動開始日 2020/9/1

活動終了日 2021/3/31

助成金で行った活動の概要
フードバンクいるまはフードバンク活動とフードパントリー活動を行っている。 (1)フードパントリー活動(いるまフードパントリー茶いるどの名称で活動している)2020年度のひとり親世帯育てを応援するフードパントリー活動は9月27日。12月13日、3月21日におこなった。密を防ぐためドライブスルー方式で行っている。あらかじめ市の協力を得て、児童扶養手当受給者にチラシを配りLineで登録をしてもらう。そして登録者だけにパントリー実施日時を伝え、申し込みしてもらう方法で実施している。毎回95世帯前後の申し込みあるが当日に7,8世帯の来られない方がいるのが今後の課題である。3回で252世帯に食料品を提供することが出来た。地元の中学生延べ60人がボランティアで当日のフードパントリー活動に参加してくれた。 (2)フードドライブ活動(フードバンクいるまの名称)毎週月曜日に倉庫を開所しフードバンク活動を行う。①市の入間市生活支援課・子ども支援課・入間市社会福祉協議会をとおして困窮している方々に食料品を提供している。②市内のある25箇所のフードドライブ拠点からの集まった食料品の寄贈を受けとっている。③毎月第3水曜日に入間市役所でフードドライブ活動を行っている。(2020年度はコロナ禍の関係で8.・9・10・11・12月に実施)④いるまフードバンク、いるまフードパントリー茶いるどの活動が徐々に地域に知れ渡り協力してくれる企業・団体が増えてきている。

活動日数 22

支援対象者実人数 201

支援対象者延べ人数 1365

参加ボランティア実人数 96

参加ボランティア延べ人数 762

本助成金による活動の成果
①フードパントリー用倉庫の空調機の設置とカゴ付き台車を購入したことで倉庫が整備でき、フードパントリーで利用者に多くの食料品を提供できた。(1世帯12㎏の食料品) ②フードパントリー用のお米など食料品ご購入をすることが出来た。地域の特性で入間市は茶畑が多く、米農家はわずかである。寄贈を受けた食料品のうち、お米は取り扱い量の11.4%と少なくお米の不足気味になります。助成金でお米を購入できたのでとてもありがたかったです。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
(1)活動の課題 ①市では1100世帯ほどの児童扶養手当を受けている。しかしフードパントリーに登録されているのはわずか110世帯で支援が届いていない方が多い。令和3年度9月の児童扶養手当更新時にフードパントリーのチラシを持っていってもらえるよう行政の協力を得て登録者を増やす必要性がある。 ②フードパントリーの開催場所がまだ1箇所しかやっていないので他の地区の方が利用しにくい。別の地区でもパントリー会場を見つけてフードパントリーをおこないたい。 ③食料品を集める力と提供する力を寄りつける必要性がある。集める力はより地元の団体、企業を開拓する必要がある。フードバンク活動がSDGsにも関連していることを訴えて企業、団体周りをする。配る力は子ども食堂等とのネットワーク作りをする(コロナ騒動が収束したら進めていきたい)

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
http://www.maroon.dti.ne.jp/foodbankiruma/