【緊急企画】地域の子育て世帯を救え‼食と笑顔と居場所を繋げる草の根伴走型支援事業

団体名 子ども食堂くすくす

都道府県 福岡県

助成額 1,000,000

活動開始日 2020/6/13

活動終了日 2020/8/31

助成金で行った活動の概要
 6月は4回、7月は2回、8月は1回の計7回のフードパントリーを実施した。そのうち4回は、フードパントリーと一緒に弁当・パンの配食も行った。フードパントリーの受け取りは、基本ドライブスルー形式にて行っていたが、子どもの元気な姿も見たいとの思いから、活動の後半からは、受け取り時に一緒に来た子どもへ好きなお菓子がもらえる特典を用意して行った。その結果、たくさんの子どもが保護者と一緒にフードパントリーの受け取りに来てくれ、子どもの様子や近況を聞くことができた。フードパントリーやお弁当・パンの配食は、毎回保護者から喜ばれた。ある保護者からは「コロナの関係で収入が減っているので、フードパントリーや弁当の配食はとても助かります。ありがとうございます。」との声をいただいた。  冷凍庫設置は、間に合わなかったが、冷凍食品配布も2回行った。冷凍車の手配、受け取り時間の変更により、何とか2回冷凍食品を利用家庭に届けることができた。受け取りに来た保護者からは「冷凍食品は、調理が簡単で火を使わず調理できるものもあるので、非常に助かる」との声を多く聞きました。  今までの活動でつながった生活困窮世帯やひとり親家庭だけでなく、これまでフードパントリーを利用してこなかった家庭・地域への支援を拡大していくため、小学校・中学校にフードパントリーのチラシ配布をお願いした。その成果もあり、フードパントリーを利用する家庭が増えた。  その結果、申し込みの集約などの作業が大変になった。利用者から、「LINEでやり取りした方が利用しやすい」との声を受け、当団体のLINEアカウントを作り、LINEでのやり取りができるようになった。

活動日数 7

支援対象者実人数 150

支援対象者延べ人数 713

参加ボランティア実人数 13

参加ボランティア延べ人数 53

本助成金による活動の成果
 今までは、冷蔵や冷凍の寄付食品の受け取りを冷凍冷蔵庫がないために、断ることもあった。本事業により、倉庫や冷凍冷蔵庫の設置ができたことで、今後は、冷蔵や冷凍の寄付食品の配布も積極的に行えるようになった。毎回、たくさんの食品を利用家庭に届けることができるようになった。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
 フードパントリー事業が浸透してきて、利用される家庭が増えてきた。そのため、今後は、企業を回って寄付食材を依頼したり、自治区会でお米や野菜の寄付を募ったりする。  今までは、登録家庭のみにSNSで開催日時をお知らせしていた。登録している方の中には、返信がない方も数人いて、毎回、参加するのか参加しないのか分からずに困っている。また、フードパントリー事業を知らない家庭もあり、口コミで利用したいとの声をいただくことがある。今後は、それらのことを踏まえて、毎月申し込みのチラシを小学校・中学校に配布し、毎月、利用家庭を集約する。また、これまでフードパントリーを利用してこなかった家庭にお知らせし、利用してもらうようにする。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=827773361297163&id=389941228413714&__tn__=-R