えひめフードバンク愛顔による地域共生活動拡充のための設備・体制整備事業

団体名 eワーク愛媛

都道府県 愛媛県

助成額 2,413,405

活動開始日 2020/3/9

活動終了日 2020/8/31

助成金で行った活動の概要
①緊急事態宣言・小中学校の休校実施の状況を受けて、3月7日より近隣の母子世帯を対象として、昼食弁当で支援を行う「こども応援弁当」を開始し、週5日(ウィークデー)の弁当配布を5月末まで継続して実施しました。その後、5月25日(月)からの緊急事態宣言解除および、小中学校の通常登校再開により、子ども達の昼食は給食で賄えるようになりましたが、支援対象の母子世帯より、こども応援弁当の継続を望む声が多く、5月26日(火)より、昼食に替え週3日夕食弁当の提供を開始しており、9月現在も継続しています。 ②6月より、新居浜市、南宇和地域(宇和島市、鬼北町)で各地域のひとり親家庭を対象としたフードパントリー(各1回、月3回)を開始しました。新居浜市、宇和島市でのフードパントリーはこども食堂と併せて実施しており、現在、テイクアウトの弁当と一緒に食料の詰め合わせを配布しています。鬼北町でのフードパントリーは、道の駅と移動スーパー拠点の協力を得て、町役場の広報を活用して告知を行い実施しています。 ③こども食堂は、現在、新居浜市、宇和島市の2ヶ所で各々月1回実施しており、新型コロナウイルス対策のため、テイクアウト方式で実施しております。当初は、50食程度の準備をしていましたが、多い日では120名以上の参加があり、売切れてしまい、フードパントリーの食料も在庫がなくなることもありました。 ④現在、愛媛県内の東予地域(新居浜市)、南予地域(宇和島市)に拠点を置いてフードバンク活動を行っていますが、空白となっている中予地域(松山市)に拠点を整備し、福祉団体・行政、こども食堂および、食品企業と連携しフードバンク事業の拡充を進めています。 3月以降、食料提供を行う企業も食品製造大手企業、食品卸大手企業との契約も結ぶことができ、併せて、四国・中国地方で店舗を持つ大手スーパーマーケットおよび、中予地域でスーパーマーケットを展開する企業、2社とも食料提供に関する前向きな打合せを実施しており、今後、フードバンク事業の拡充が進むことが期待できます。 ⑤新居浜市や宇和島市、松山市他の市町社協を通じて、生活困窮者自立支援相談窓口で緊急食糧支援が必要な方への食料提供を継続して行っています。 ⑥6月より新居浜市で新たに開始したこども食堂2団体と連携して、フードバンク食料の有効活用の場を広げています。また、2つの団体にも呼びかけを行い、各々でフードパントリーも開始し、母子世帯を中心とした食料支援の拡充が進んでいます。

活動日数 96

支援対象者実人数 495

支援対象者延べ人数 2,417

参加ボランティア実人数 14

参加ボランティア延べ人数 121

本助成金による活動の成果
①中予事務局の整備、スタッフの配置、設備(冷凍庫、冷蔵庫)配置および、フードバンク広報・啓発のためのパンフレット製作・配布により、特に中予地域(松山市、伊予市、東温市、松前町、砥部町、久万高原町)での活動が拡充されました。食品事業者の開拓、連携は、契約締結2社、契約締結交渉中2社となっています。契約締結2社のうち1社は、大手食品製造業(今治本社)であり、現在月1回以上の食料提供が行われています。もう1社は大手食品卸売企業(東京本社・愛媛事業所は東温市)であり、ここも月1回以上、食料の提供があります。交渉中2社はともにスーパーマーケットであり、1社は松山本社で中四国で店舗展開している大手企業であり、10月にフードドライブを共同開催するなど、他の事業連携も進んでいます。もうお1社は高知本社のスーパーマーケットであり、松山にある3店舗からの食料提供を今後進める準備を行っています。 今後も、県中心部である中予事務局を中心に、企業開拓、提供先の福祉団体の開拓を進める基盤ができました。 ②今回、食料提供を開始した上記2社からの食料の量は、大手製造業、卸売業であるため、物量も多くなっており、本部事務局、中予事務局では消化することが困難であり、南予事務局への配送も多くなっています。また、南予事務局からの食料の配布先も、こども食堂、社会福祉協議会などを中心に増加しており、デリバリー上の課題が多くなっていましたが、今回整備した食料運送用の商用車の配置により、効率よく食料の配送が可能になりました。これまで、食料の量が多い場合には、協力企業から借用したり、借りられない場合は、自動車レンタル会社からの賃貸で対応していましたが、週1回以上、南予事務局、中予事務局と行き来があるため、臨機応変な対応ができるようになりました。 ③フードバンクでの取扱食料の量は、2019年度実績5940kg/年に対して、今年度4月~8月までの数量3627kgとなっており、1月あたりの取扱量は大幅に増加しています。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
現在、フードバンクへの食料の提供企業の増加、それに伴う食料取扱い量が徐々に増加しています。また、食料の受入量増加に伴い、食料提供先の福祉団体やこども食堂も徐々に増加しています。 今後、食料の取扱い数量は更に増加していくと考えられますが、その場合、様々な課題を解決していかなければならないと思います。想定される課題と、その対応策、今後の取組は以下のとおりです。 ①現状のパートタイマースタッフだけでは取扱い量の増加に対応できないことが想定されます。このため、学生や土日ボランティアの呼びかけを行い、徐々に対応できる体制になるよう進めていきます。 ②現状、間借りしている本部事務局の食料保管場所は、既に手狭になってきており、大量に食料が入荷した場合には、隣接する事務所の一部にも食料を保管する状態になっています。 このため、今後の取扱量増加を考慮し、食料保管場所をさらに確保する必要性があるため、保管スペースに余裕がある南予事務局、中予事務局への食料横持を増加させ対応します。また、更に保管スペースが必要な場合には、農林水産省の補助事業などを活用し、保管庫の確保も進めます。 ③上記にように、食料の増加に伴う、内部の対応策を考慮する他、食料の入荷と、配布の間にあるタイムギャップを解消し、食料提供先の福祉団体やこども食堂に速やかに渡すことができるよう、食料の入荷と配布のマッチングができるシステムの導入に関しても、今後、計画していきます。 ④フードバンクの運営の安定は、受入食料と提供食料のバランスとマッチングだと考えています。このため、フードバンクの取扱い食料の増加に併せて、提供先の福祉団体やこども食堂の開拓も進めます。こども食堂は県内ほとんどの食堂と連携ができていますので、新たな提供先として、福祉団体との連携を進めます。 ⑤これまで実施してきました、こども応援弁当(シングルマザーへの週3回夕食宅配)、こども食堂2ヶ所(月各1回/新居浜市、宇和島市)、フードパントリー3ヶ所(新居浜市、宇和島市、鬼北町)を継続して実施します。 併せて、新居浜市、西条市で実施しているこども食堂6ヶ所と連携して、定期的なフードパントリーへの食料提供を行います。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.facebook.com/tsutomu.nabae/posts/10220650179156395