いせフードドライブ事業(経済的に困っている子どもや家族のための支援事業)

団体名 伊勢市社会福祉協議会

都道府県 三重県

助成額 610,000

活動開始日 2020/6/1

活動終了日 2020/8/31

助成金で行った活動の概要
生活困窮者支援窓口に相談に来られた方の内、希望者(6月:29世帯、7月:8世帯、8月:15世帯)に対して一人当たりお米2合×7日分を無償提供しました。 次に、学習支援事業利用者(就学援助を受けている小学4年生~中学3年生)世帯に対して、認定NPO法人藍ちゃんの家と連携し、小中学校休校で発生した余剰の給食材を活用し、6月3日(水)、4日(木)にお弁当を提供し、6月3日(水)は15世帯、6月4日(木)は10世帯が利用されました。なお、同日にフードチョイス(フードパントリー)も実施しました。 また、7月30日(木)にもフードチョイスを行い、26世帯が食糧等を取りに来所されました。 次に6月1日(月)~6月12日(金)の期間で、市内の大学生や専門学校に通学している住民税非課税世帯の学生に対して、お米5㎏、飲料をの無償提供を案内し、33名(内、7名は外国籍)の学生が利用されました。 さらに、8月3日(月)~8月14日(金)には、大学と相談し、市内の大学生や専門学校に通学している一人暮らし学生まで対象を広げ、122名(内、34名は外国籍)の学生が利用されました。

活動日数 63

支援対象者実人数 205

支援対象者延べ人数 205

参加ボランティア実人数 12

参加ボランティア延べ人数 12

本助成金による活動の成果
今までは寄付物品の範囲でフードドライブ事業を展開していましたが、助成金を活用することで安定的な活動を行うことが出来ました。なお、軽量ラックやコンテナボックスにより、整理整頓が出来ました。また、新たに一人暮らしの大学生や専門学校生にも食糧の無償提供を行うことができました。 利用した学生にアンケートを実施したところ、次のようなメッセージがありましたので、ご報告します。 【寄付者へのメッセージ】 「このような機会を設けていただき大変有り難く感じます」「私自身も協力できることはしていきたいと思います」「とても助かりました。本当に有難うございました。」「一人暮らしをしていると、お米は本当に助かります」「コロナに負けないように頑張ります」「大変な事が多く、辛い日々が続きますが、身体にはお互いに気を付けて頑張りましょう」「このキャンペーンのおかげで支出をかなり抑えることができました」「大切に使いたいと思います」「素晴らしい事業だと思います。元気に暮らせそうです。」「地域貢献したいと思います」「ご支援のおかげで、美味しい食べ物をいただけます。このような時勢、人と人とのつながりを大きく再確認しました。本当にありがとうございました。共に生き抜きましょう。」「この感謝の気持ちを忘れずに、勉学に励み、恩返しとさせていただきたいです。」 さらに、清掃課からの呼びかけで、8月21日(金)に食品ロスに関する連携した取り組みについて初めての話し合いが行われ、来年度以降の活動が推進される環境が整ってきました。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
利用した学生に、現在、困っている事をアンケートにて確認したところ、次のような回答がありました。「アルバイトの回数(収入)が減った。生活費の減少。」「消毒液(アルコール)がない」「マスクが足りない。特に紙マスクが少ない。」「実家に帰ることができない」「食料がない。2~3ヶ月に1回程度食料を頂ける機会がほしい。」「外出(外食、遠出)することが不安」「ガス代が高いので、料理がしづらい」「税金や保険料が増えている」今後の取り組みについては、出来る範囲となりますが、生活困窮者支援だけでなく、一人暮らし大学生等に対して食糧の無償提供を行っていきたいと考えています。現在、9月28日(月)~10月9日(金)の期間で実施中。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://ise-shakyo.jp/news/oshirase/%e3%80%8c%e8%b5%a4%e3%81%84%e7%be%bd%e6%a0%b9-%e3%83%95%e3%83%bc%e3%83%89%e3%83%90%e3%83%b3%e3%82%af%e6%b4%bb%e5%8b%95%e7%ad%89%e5%bf%9c%e6%8f%b4%e5%8a%a9%e6%88%90%e5%a0%b1%e5%91%8a%e3%80%8d%e3%81%a8