フードバンク協定事業(生活に困窮している世帯へ緊急的な寄託食料品等の提供事業)

団体名 涌谷町社会福祉協議会

都道府県 宮城県

助成額 290,000

活動開始日 2020/8/3

活動終了日 2020/8/31

助成金で行った活動の概要
※下記「助成決定した活動を報告したSNSやホームページ」のURL 2行目「https://www.akaihane.or.jp/wp/wp-content/uploads/01-a-046_gaiyo.pdf 」をご覧ください。

活動日数 22

支援対象者実人数 226

支援対象者延べ人数 226

本助成金による活動の成果
 今回、助成を受け「赤い羽根お福分け事業」を実施できたことで、大きく分けて5つの成果があがったと考えてます。 ①食品提供時の相談などにより、困窮世帯の掘り起しや世帯状況の把握ができ、今後の継続的な支援への足掛かりとなった。 ②食料品の提供者から情報共有の同意を頂いたことにより、地域の民生委員児童委員等へ情報提供が可能となり、世帯と地域がつながり世帯の孤立防止を図られた。 ③事業に協力を頂いた涌谷町福祉課(地域包括支援センター、福祉班、子育て支援室)、宮城県北部自立相談支援センター、民生委員児童委員協議会など関係機関と今まで以上の連携強化が図られた。 ④チラシやホームページに中央共同募金会から助成を受けて実施していることを伝えたことで、更なる赤い羽根共同募金の周知が図られた。 ⑤フードバンク事業の認知度が上がったことによる、事業への寄付金・物品が寄せられ事業そのものの周知が図られた。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
 今回、助成を頂き事業を実施したことで、社協や行政、相談支援機関で把握していなかった世帯が多数あることが再確認された。 新型コロナの影響は現在も進行中であり、今年度のフードバンクの提供数が100件、昨年度比約200%増となることが推測され社協のフードバンク事業を含めた総合相談事業の必要性が増加していくことが予想される。今後も社協で実施している総合相談事業の周知、他関係機関との連携強化を図り、相談者に寄り添った支援を継続していきたい。 また、食料品の不足が心配されることから、協定を締結しているコープ東北との連携強化はもとより、地元のライオンズクラブ等と協力し必要な世帯に必要量の食料品を提供できるよう、食料品の確保に努めると同時に食料品の状況によってはフードドライブやフードパントリーの実施も見据え社協内の体制の強化も図りたい。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=3076223345809671&id=637848039647226
https://www.akaihane.or.jp/wp/wp-content/uploads/01-a-046_gaiyo.pdf