子育て世帯支援事業(臨時配食事業)

団体名 箱根町社会福祉協議会

都道府県 神奈川県

助成額 130,000

活動開始日 2020/5/12

活動終了日 2020/6/12

助成金で行った活動の概要
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、収入の減少があった世帯の子どもと保護者に対し臨時休校中の緊急的な支援として、当該対象世帯への無料による弁当配食の緊急支援を行い、直接的な生活支援を行うとともに、当該事業により困りごとをかかえる世帯とのつながりを持つことで、子どもたちの貧困予防、孤立化予防を行うものである。また、弁当の発注は地元商店へ依頼することで、減収が続いている町内観光業への支援を併せて行うもの。 【実施内容】 ◆内容:弁当の配食(50食) 費用は無料(本会負担) 配食は本会職員が配達 ◆対象:町内在住世帯で新型コロナウイルス感染症の影響を受け、休業や失業等により収入の減少があった町内世帯の子ども ◆時期:5月22日(金)、29日(金)、6月5日 (金)、12日(金) 計4回を1セットで配食

活動日数 4

支援対象者実人数 48

支援対象者延べ人数 191

参加ボランティア実人数 1

参加ボランティア延べ人数 4

本助成金による活動の成果
活動に対する申し込みもほとんど定員までの申し込みがあり、計4回の弁当の配食により、休校中の子どもへ対する直接的な食糧支援による生活支援のほか、休校で家にこもっている子どもたちの体調等の把握、孤立化や自宅内での生活の様子等の見守りとしての成果があった。また町内飲食店の協力により弁当の配食を行ったことにより、今回に限らず、山岳地であり移動の困難な箱根町においての高齢者への配食弁当への協力の検討や、福祉分野に限らず企業等との地域福祉の推進のための活動を行うことができ、福祉のまちづくりの推進が果たせた。また、対象世帯の保護者からは生活費に関する相談も多くあり、同時にコロナウイルスに関する支援制度の紹介等も行い、生活困窮に関するアウトリーチの機能として事業を活かすことができた。生活困窮や児童福祉、また企業と協力した地域福祉の推進等について、大きな成果を果たせた。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
事業終了後のアンケート結果から、コロナウイルスの影響により中長期的な生活困窮等への支援が必要であることや、コロナウイルスに関する支援策の周知不足、またコロナウイルスに限らず地域の子どもの遊び場や集まる機会の減少等の課題が見えた。そのため、今後も定期的にこのような事業を行い、長期的な関わりを持つことが必要と考え、現在新たな支援策を検討している。また児童福祉分野において、つながりを作る場の検討や、子どもの孤立化予防のための事業の検討を行う予定。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://hakone-shakyo.jp/%e3%81%af%e3%81%93%e3%81%ad%e7%a4%be%e5%8d%94%e3%81%ae%e3%81%af%e3%82%89%e3%81%ba%e3%81%93%e6%95%91%e5%8a%a9%e9%9a%8a%e3%81%8c%e7%84%a1%e4%ba%8b%e7%b5%82%e4%ba%86%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f