これまでの活動のあり方の見直しと、持続可能な活動のあり方の検討

団体名 NPO法人 MAIKEN(マイケン)

都道府県 東京都

助成額 100,000円

助成金で行った活動の概要
2020年6月、群馬県邑楽郡大泉町のブラジリアンプラザ2階に、新型コロナウイルスの影響で職を失った外国人労働者の再就労支援し、早期の社会復帰を目指す。「リスタート(再出発)コミュニティー支援センター」が設置されました。MAIKENは、一般社団法人日本海外協会、ブラジルsolid?rio横浜、日伯学園などと協同して、地域の定住ラテンアメリカ系住民の支援を行う組織に参加しました。これまでは現地で定期的に医療相談会などを実施してきましたが、都内からの移動も制限される中、これまでの活動方法を見直す必要にせまられました。助成金を頂き、現地協働団体とのWEB会議や、オンラインで体とこころの相談会を開催するための体制を構築することができました。また、昨年秋に大泉および太田市での外国人住民間の新型コロナウィルスの感染が広まったことを受け、在ブラジル総領事が大泉町で群馬県内のブラジル人コミュニティリーダーと会談し、注意喚起を行った際に、感染予防のポスターや手の洗い方などについてポルトガル語でのチラシなどを作成しました。羽山町長からはMAIKEN宛お礼状を頂き、地域に貢献することができたと実感しております。外国人も地域を支える一員として受け入れられる社会を実現するため、活動を続けて参ります。

本助成金による活動の成果
・現地カウンターパートとの共同活動に充てた費用・東京から群馬県邑楽郡大泉町までの交通費8月22日、8月23日、11月22日、12月21日、1月11日、2月6日交通費 計36.000円 ・ブラジルsolidario 横浜 9月20日交通費 1.900円 ・ブラジル大使館 10月15日 協働支援のための会議交通費 3.920円 ・現地カウンターパートとのネットワーク強化や、国内各団体との共同活動を図るために充てた費用WEBカメラ、ディスプレイ、ヘッドホン 28.700円 ・ポケトーク 29.480円 合計100.000円



寄付してくれた人へのメッセージ
新型コロナウィルス感染拡大禍の中、外国人が多く働く製造業や食品工場の生産縮小や休業を余儀なくされ、職を失うケースが相次いでいます。南米系住民は日本で長期間働いているにもかかわらず、未だに言葉の壁があり、地域とのつながりが薄いことも少なくありません。 皆様から頂きました温かいご支援で、南米系住民集住地区へ、わかりやすい情報提供を届けることができました。 外国人も地域を支える責任ある一員として、ともに歩める社会を目指すべく、引き続き支援活動を続けて参ります。特に精神衛生に関連しては定期的な相談会を継続出来ないかとの強い要望がありました。現在は頂きました助成金を活用して、オンライン相談の他、必要に応じて対面での面談を組み込んで心理相談会を行えるような体制づくりを整えることができました。皆様方の温かいご支援に、あらためて心より厚くお礼を申し上げます。