石川県輪島市へのボランティアバス派遣

団体名 特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパン

都道府県 東京都

助成額 470,000円

活動開始日 2024/11/9

活動終了日 2024/12/1

助成金で行った活動の概要
 特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパンは2024年の11月9日・10日及び11月30日・12月1日の合計2回に渡り、金沢駅・輪島市間のボランティアバス派遣を実施しました。ボランティアの方が比較的参加しやすいように、2回ともに土曜日及び日曜日に開催しました。2回の派遣を通して、関東や北陸の方々を中心に、北は北海道から南は京都府まで、日本の各地からご参加いただきました。
本事業の具体的な活動内容は以下になります。
・第1回目:11月9日(土)・10日(日)
(一日目、輪島市)被災家屋の裏の土砂の撤去作業。
(二日目、輪島市)仮設住宅を訪問し、専門家による相談会のチラシを配付。
・第2回目:11月30日(土)・12月1日(日)
(一日目、輪島市)被災家屋の床下の泥出し作業。
(二日目、七尾市)お寺の片付け作業。
 そして2回のボランティアバス派遣はともに、以下のスケジュールにて実施しました。
一日目:
9:30~9:50  金沢駅西口セブンイレブン前にて集合・受付
10:00    金沢駅出発(途中道の駅で着替え可)現場へ移動
12:30  輪島到着(バスの中で昼食)
13:00~16:00 ボランティア活動
17:00~ 移動 / 七尾市へ
18:30~20:00 和倉温泉 / スーパーで買い出し
20:30  宿泊所にて一泊 / 七尾市内中島町近辺
二日目:
朝食後
7:00  宿泊所出発
7:45  七尾市にて他のボランティアと合同ミーティング / 終了後現場へ移動
9:00~12:00 ボランティア活動開始
12:30    移動(途中道の駅で着替え・昼休憩)
16:00    希望によりA. 金沢のスーパー銭湯到着、解散 / B. 金沢駅到着、解散
 この度のボランティアバス派遣を通して、能登の経済的な復興にも寄与することができるよう、運行バス、宿泊先、銭湯、スーパーなどは全て、能登の地元の会社を利用しています。
 なお本事業は、石川県能登半島地震復旧・復興振興部及び輪島市社会福祉協議会のご協力を得た上で、被災地NGO恊働センターと協働する形で実施しました。

活動日数 4日

支援対象者実人数 320人

支援対象者延べ人数 320人

参加ボランティア実人数 29人

参加ボランティア延べ人数 58人

本助成金による活動の成果
 令和6年能登半島地震から11ヶ月が経過し、世間の能登に関する関心が薄まりつつありました。さらに本格的な冬の到来を迎え、降雪や寒冷の影響から、物理的にも能登に訪れ、そしてボランティア活動をされる方々の人数が先細りしていく傾向にありました。
 そのような状況の中、特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパンでは2024年の11月9日(土)・10日(日)及び11月30日(土)・12月1日(日)の計2回に渡り、金沢駅・輪島市間のボランティアバスを運行しました。そしてボランティアの詳細は以下になります。
・第1回目:11月9日(土)・10日(日)
(一日目、輪島市)被災家屋の裏の土砂の撤去作業。大雨により裏山から流れた土砂が排水溝を埋めてしまったため、その土砂を撤去。
(二日目、輪島市)仮設住宅を訪問し、専門家による相談会のチラシを配付。輪島市の2ヶ所の仮設住宅を一戸ずつ訪問し、週末の相談会のチラシと案内の配布。
・第2回目:11月30日(土)・12月1日(日)
(一日目、輪島市)被災家屋の床下の泥出し作業。9月の豪雨により、床上まで浸水した家屋の泥だし及び清掃。
(二日目、七尾市)お寺の片付け作業。地震で被害を受けた土壁の撤去及び防寒のための窓の養生など。
 1回目は定員を満たすご応募をいただきました。2回目は天候が優れず、厳しい環境の中、多くの方々にご応募いただきました。
・1回目:総勢24名(ボランティア19名、被災地NGO恊働センタースタッフ2名、GNJPスタッフ3名)
・2回目;総勢17名(ボランティア10名、取材2名、被災地NGO恊働センタースタッフ2名、GNJPスタッフ3名)
特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパンでは、いかにして被災地の方々のために直接貢献できるか、いかにして世間に関心を向けてもらえるか、いかにしてボランティアの方々のリピートを増やすことができるか、そしていかにしてボランティアの方々に現地の状況をSNS等を通じて周知してもらえるか、を念頭においてこの度のボランティアバス派遣の事業を設計しましたが、上記の検討事項を達成できたと考えています。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
 今回の計2回のボランティアバス派遣を通して、行政及び民間の災害ボランティアセンターの方々は限られたリソース(人員や時間)の中で、被災地のニーズとボランティアの調整及びマッチングをされていることを改めて実感する機会となりました。実際に行政及び民間の災害ボランティアセンターの方々にお話を伺う機会があった際も、「少ない人員でボランティア調整窓口を運営しているため、現地のニーズとボランティアの調整が大変で、細部までなかなか手が回らない状況です。」というお声をよく耳にしました。ただそのような状況においても、災害ボランティアセンターの方々は精一杯尽力されているという感想を持っています。 上記のような状況を踏まえ、今後、ボランティアバス派遣を実施する際は、特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパンとしても現地に事務所を設置し、スタッフが常駐している利点を生かして災害ボランティアセンターの機能(被災地とボランティアの調整・マッチング機能)を備えるべきだという考えに至っています。そのためには常日頃から災害ボランティアセンターとの関係の構築・維持に努め、被災地のニーズとボランティアの動向をしっかりと把握していくことを心掛けていきたいと考えています。さらに被災地の方々と密なコミュケーションを維持し、現地のタイムリーなニーズをしっかりと把握する必要があると考えています。 また能登ではボランティアを派遣するに際して。特有の道路状況や宿泊先の問題があるため、ボランティアの拠点となるベースの確保が大事であると考えています。特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパンとしては、能登半島の中心に位置する七尾市・中能登町の立地を十分に生かし、能登半島全体をカバーすることができるボランティアの方々のベースを構築する方向で、現在は検討及び調整しています。 今後、能登ではコミュニティ支援の重要性が増してくることが予想されることから、サロン活動、定期イベント、ボランティアバス派遣、ボランティアベースの構築などの各事業を上手く組み合わせることによって被災地の真のニーズに対応することができるように、特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパンとしては引き続き尽力していきたいと考えています。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000091.000005375.html
https://www.gnjp.org/reports/detail/gnjp_20241118/



寄付してくれた人へのメッセージ
この度は、特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパンの「石川県輪島市へのボランティ アバス派遣」事業にご寄付いただき誠にありがとうございます。
 石川県では令和6年能登半島地震に続き、令和6年奥能登豪雨という多重災害に見舞われ、被災地にお住いの方々は、精神的にも物理的にも非常に厳しい生活を強いられています。
 そんな中、特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパンでは、以下のような点を留意しながら本事業を実施しました。
・いかにして被災地の方々のために貢献することができるか
・いかにして世間の方々に「令和6年能登半島地震」及び「令和6年奥能登豪雨」に関心を持ち続けてもらうことができるか
・いかにしてボランティアのリピート率を高めることができるか ・いかにして被災地の状況をSNSなどを通して広く周知してもらえるか
 本事業は、特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパン上記の点を考慮しながら事業を継続して実施していくためにも大事な事業でした。
 被災地の方々の厳しい状況は、これからも長く続くことになります。しかし時間の経過と共に世間の関心が薄れ、必要な場所で、必要な人々に、必要な事業を実施していくことが金銭面や人材面などの観点から徐々に難しくなっていくことが想定されます。
特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパンではこのような状況を踏まえ、本事業で得ることができた経験や学びを生かして、引き続き被災地の真のニーズに沿った事業を展開していきたいと考えています。具体的には、今後、被災地ではコミュニティ支援の重要性が高まっていくことが想定されることから、この度のボランティアバス派遣事業の経験や知見を生かし、ソロン活動やイベント実施の際に、被災地の方々と全国のボランティアの方々を繋ぐことができるようなスキームを構築することができればと考えています。
 「令和6年能登半島地震」及び「令和6年奥能登豪雨」の復興に向けた取り組みには長い時間が必要となります。皆様におかれましては、引き続き温かい目で、被災地の状況を見守り続けていただけますと幸いです。
 この場をお借りして、改めてこの度の皆様の温かいご寄付に深く感謝申し上げます。