都道府県 広島県
助成額 1,443,204円
活動開始日 2024/9/21
活動終了日 2025/3/31
助成金で行った活動の概要
1.初動期 9月21日(土)~10月31日(木)
・瓦礫の個別宅前からの回収と集積場への搬出。※行政による撤去が間に合わず地域に支障が出ている場合のみ実施。
・水害による被災した家屋や施設からの大型家財等の屋外への運び出し、不要物(物置)等の解体。
・床板はがし、床下からの土砂撤去等
・送風機の設置と貸出し
・各家庭からの家屋再生に関する相談対応、複合課題を抱える家庭に対する支援機関への繋ぎ
2.11月1日(金)~3月31日(月)
・床板はがし、床下からの土砂撤去等
・床下の消毒作業
・家屋や施設の再生に向けた壁の処置(壁はがし)等
・大型備え付け家財(キッチン、棚)等の撤去等とカビ処理
・瓦礫、ゴミの集積場への搬出
・危険木、裏山の土砂崩れによる倒木の伐採
・土砂崩れによる道路閉塞の土砂撤去、道路啓開、倒木伐採
・各種住民さんからの家屋再生のための作業相談への対応等
3.活動全体を通して
・社協災害ボラセンからのボランティアの受入れ
・社協職員に対する床下処置、被災者支援に関する情報提供等
・外部支援団体の受入れ
活動日数 155日
支援対象者実人数 136人
支援対象者延べ人数 152人
参加ボランティア実人数 375人
参加ボランティア延べ人数 1,212人
本助成金による活動の成果
1.瓦礫撤去・運搬、地域の様々な困りごとに対応することによる被災住民、地域のいち早い日常生活再建
初動期の段階では、被害の大きかった河井町の廃棄物が大量に出ており回収が追いついていない状況でした。また、地震での災害ゴミも回収されていないところもあり地域では道路にたまった廃棄物による生活への支障、隣近所での関係性の悪化(苦情、不満)、雨により道に出た廃棄物が濡れることでの臭いや衛生面での心配の声があがっていました。
それに対して、早い段階で回収・撤去に動けたことは、地域住民にとっての不安を取り除き、生活再建へ向け次のステップに一日でも早く進む支援になったと考えます。また、外部団体と連携し回収・撤去活動を行ったことで早く進み初動期の活動として成果があったと考えます。
2.床下からの泥出し、壁処理、カビ処理等に対応することによる、被災住民の生活再建、家屋再生に向けた不安の除去
被災者の多くは、水害後にどのような被害が家屋に現れるのか、それに対してどう対応してよいのか分からない方が多くいました。団体として床下からの土砂撤去、壁処理、カビ処理等を行う中で、「こんなにカビの発生は早いのですね」「早めにやってもらえて良かった」などの声が聞けました。 また、雪解けを待って活動に入った大沢地区では災害から6カ月経過しようやく対応することができ、庭に流入した大量の土砂等を撤去できたことで取り残されていた被災者が家屋再生に向け見通しを立てることができた点も大きな成果であったと考えます。
その後の本格的な家屋再建を必ず意識し、工務店、大工、被災世帯と一緒に話すことで、これまでの水害での経験を工務店、大工とも共有することができ、より現実的かつ経済的な家屋再建にも貢献できたと考えます。
3.地域における担い手、中心人物のエンパワーメント
初動期から活動に参加している地元消防士(30代)や、重蔵神社の宮司をはじめ地元住民と信頼関係を気づくことができました。
一緒に活動することで被災された住民さんと発災当時の話ができ、思いを共有するなど地元の方に勇気を与えることができたと思います。結果として地元の方々がこれからの地域を考える上で1つの力になれたと考えています。
事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
・当団体ではボランティアセンターを通した一般ボランティアのコーディネートは実施していますが、直接の募集はしていません。今回のような大きな災害がおきた場合、ボランティアが十分に集まらないケースがあることから、当団体が直接ボランティア募集を実施、情報発信をするなど今後の課題と考えます。また、当団体の活動は一定程度の技能を求めるものが多く、一般ボランティアにとってはハードルが高いと思われるため、一般ボランティアも活動に取り組めるよう、ハードルを低くする工夫が必要と感じました。
助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.facebook.com/comsup.hiroshima/
寄付してくれた人へのメッセージ
この度は、ボラサポへのご寄付ありがとうございました。厚く御礼申し上げます。今回、能登半島では今までに例のない同じ地域で2度の災害となり多くの被害が発生しました。近隣の県ですら能登半島までは遠くボランティアへ行きたいという思いをもっていたとしても、支援を届けにくい状況であったと感じます。
当団体は、そう言った地域でこそ活動を行い、1人でも多くの被災者が早く日常生活に復帰できるよう活動しております。皆様のご支援ご協力がその大きな力となっています。
本当にありがとうございます。