能登半島地震で被災した農家や第一次生産者のなりわい復興支援活動

団体名 GAIA復興支援プロジェクト

都道府県 石川県

助成額 2,109,347円

活動開始日 2025/1/6

活動終了日 2025/3/31

助成金で行った活動の概要
1月 
・被災農家さんとの新年茶話会 2回
・被災家屋のゴミ撤去 1回
・被災農家の納屋 瓦礫撤去&清掃 1回
・被災農家の納屋 壁張り 2回
・被災農家の納屋 屋根補修 2回
・被災農家の納屋 水道修復 1回
・発酵加工食品の試作会
・映画上映会開催
・被災地女子会コミュニティ作り
・被災地ニーズの聞き取り
・仮設住宅、自宅避難者に向けての支援物資配給 4回
2月
・復興マルシェ「のとのこと」を埼玉県にて開催 2回
・県外での能登商品の販売経路拡大&お話会 2回
・埼玉県で協力団体のと交流&ミーティング 2回
・奥能登 有機圃場の現地視察
・有機農業講習を開催
・支援味噌作り
・支援醤油作り
3月
・有機農業講習会を開催 2回
・三崎地区での炊き出し 1回
・被災家屋の片付け
・能登町 麹を使ったお料理ワークショップ開催
・炊き出し支援の現地コーディネイト
・被災家屋の片付けニーズの現調
・農業作業ボランティア
・防災飯体験を開催
・三崎地区 圃場 一斉側溝泥あげボランティア
・能登地区の視察アテンド 2回
・自宅避難者へ支援物資提供
・協力団体「瓦バンク」との今度の活動ミーティング

活動日数 54日

支援対象者実人数 514人

支援対象者延べ人数 623人

参加ボランティア実人数 201人

参加ボランティア延べ人数 211人

本助成金による活動の成果
令和6年1月の能登半島地震を受けて、GAIA復興支援プロジェクトは立ち上がり、地域に根ざした支援を継続的に行ってきました。活動の中心は、農業を基盤とした暮らしを支える実働支援と、被災者の心に寄り添うコミュニティづくりです。
まず、被災農家の納屋や家屋の片付け、瓦礫の撤去、水道・屋根の修復など、生活基盤を取り戻すための作業を多数実施しました。厳しい寒さの中での活動でしたが、現場では「助かった」「ひとりじゃどうにもできなかった」と感謝の声を多くいただきました。春の作付けに向けた農作業支援も展開し、「これで今年も作れる」と安堵された農家の表情は忘れられません。
また、仮設住宅や自宅避難者への支援物資の配布、三崎地区での炊き出し、被災地ニーズの聞き取り調査など、目の前の暮らしに必要なサポートにも力を注ぎました。物資だけでなく、「誰かが気にかけてくれている」「忘れられていないと感じた」という安心感を届けられたことで、心の支えとなったという声もありました。
加えて、女性を中心に集える茶話会や映画上映会、発酵食品の試作会など、日常を少しでも取り戻す場づくりも実施。「久しぶりに笑った」「こういう時間がありがたい」との声に、支援の大切さを改めて実感しました。
さらに、復興マルシェ「のとのこと」の開催や、有機農業講習、県外での能登商品のPR活動など、地域の未来を見据えた取り組みにも挑戦しました。外部とのつながりを作り出すことで、被災地の中だけでは生まれない希望や可能性を育てています。
これらの活動は、すべて多くのボランティアの力と、協力団体との連携によって実現できたものです。一人ひとりの「何かしたい」という思いが集まり、現地に笑顔と前向きな力を届けてくれました。たくさんの「ありがとう」の声に背中を押され、私たち自身も勇気をもらっています。
復興はまだ道半ばですが、今後も地域に寄り添いながら、持続可能な支援の形を模索していきます。小さな一歩の積み重ねが、確かな希望の道へとつながっていると感じています。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
【課題】1. 人手の確保と継続的な参加  短期的な支援には多くのボランティアが参加しましたが、継続的な人手の確保が課題となっています。特に重作業や技術を伴う作業に対応できる人材は限られており、活動の計画と実行に影響を及ぼす場面もありました。2. 被災者の声の把握と反映  支援ニーズの聞き取りは行っているものの、地域によって状況が異なるため、個別の要望や心のケアまで丁寧に拾いきれていないケースもありました。時間が経つにつれ、ニーズが「物資」から「暮らし」「心の支え」へと変化してきていることにも柔軟に対応していく必要があります。3. 資金・物資の調達と管理  継続的な活動のためには、資金や物資の安定した確保が不可欠ですが、現状は都度の支援に頼る形が多く、長期的視点での基盤づくりが求められています。また、支援物資の仕分けや配布においても効率化の余地があります。4. 外部との連携体制の強化 県外での活動や協力団体との連携を行う中で、情報共有や役割分担の曖昧さが課題となる場面がありました。今後は広域的な復興ネットワークとして、より機能的な体制の整備が求められます。
【今後の取り組み】1. 中長期的なボランティア体制の構築 短期的な人手募集に加え、地域とのつながりを大切にした「関係人口型」のボランティア制度を整備し、リピーターや技能ボランティアの育成にも取り組みます。2. 被災者との対話の深化  より丁寧な聞き取りと信頼関係づくりを重視し、「支援する/される」の関係を超えて、地域の人々とともに活動をつくる姿勢を大切にしていきます。3. 資金の多様化と安定化 助成金や寄付に加え、マルシェや商品販売などを通じた自立的な資金循環の仕組みを育て、地域経済の再生にもつなげていきます。4. 連携・協働の仕組みづくり 外部団体・行政・地域の各主体と連携し、情報共有や役割分担の明確化を図り、復興の流れを共につくるネットワークの強化を進めます。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.facebook.com/profile.php?id=61555900076531
https://www.instagram.com/gaia_fukkoushien?igsh=ZGR3dThybWRpa3J2&utm_source=qr



寄付してくれた人へのメッセージ
このたびの活動において、ボラサポの助成を通じた皆さまからの温かいご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
令和6年1月の能登半島地震発生から、私たちGAIA復興支援プロジェクトは、「被災地の暮らしと農を支える」ことを軸に、現地での実働支援や地域コミュニティへの寄り添いを大切に活動を続けてまいりました。?そのすべての一歩は、皆さまのご支援なしには実現し得なかったものです。
納屋や家屋の片付け、水道の修復、農作業の支援など、泥と風と寒さの中での作業には、心が折れそうになる瞬間もありました。しかし、「本当に助かった」「来てくれてありがとう」と被災者の方からかけられる言葉、差し出された温かいお茶や笑顔に、何度も励まされました。
また、仮設住宅や自宅避難の方々への物資配布、女性たちのコミュニティづくり、地域の味噌・醤油づくりや映画会など、暮らしの中にある「小さな希望の種」を育てる活動にも、多くの方が喜びを感じてくださいました。
私たちはまだ小さな団体ですが、この活動を通じて、人のつながりこそが地域を支える土台だということを、改めて実感しています。そして、そのつながりの輪を、支援者である皆さまが広げてくださっていることに、深く感謝しています。
今後も、いただいたご支援を糧に、能登の地で、一人ひとりに寄り添いながら、持続可能な復興と地域の再生を目指して取り組んでまいります。
本当にありがとうございました。今後ともあたたかく見守っていただけましたら幸いです。