都道府県 石川県
助成額 892,629円
活動開始日 2024/10/1
活動終了日 2025/2/28
助成金で行った活動の概要
2024年1月の能登半島地震及び9月豪雨により被災された方を支えるボランティア活動は、地域の被災者支援に大きな役割を果たしています。活動内容は多岐にわたり、被災者と連携をとり迅速な対応と継続的な支援が特徴です。
9月の豪雨による避難所へいち早く炊き出しを行い日本インフルエンサー会のメンバーにSNSで拡散を依頼し、全国から届いた支援物資も被災地へ届けました。
当会の代表(土木施工管理技師)は、20年間にわたる災害復旧工事の経験を活かし、冷静な判断で緊急時の対応を行いました(道路情報の収集や応急処置等)。
主な活動内容(2024年10月1日~2025年2月28日)
1.2024年9月に発生した水害による家屋や施設等の汚泥や土砂搬出
2.栄養のバランスを考えた炊き出し
3.瓦礫の撤去または運搬作業
4.2024年9月の水害の被災者のニーズ把握と全国からボランティア活動希望者とのコーディネートまたは被災地までの送迎
5.一時孤立した地域に対して物資を支援する活動
6倒壊した家屋、施設等の復旧作業、引っ越しの手伝い
7.被災者を主体とした地域のコミュニティを再生するためのアンケート調査や対面によるお悩み相談
対象地域
・輪島市
・七尾市
・能美市
<冬の雪対策>
これらの活動に加え、被災者や市・県・他ボランティア団体と連携し、冬の除雪作業や中学校へのPR活動、SNSを活用した情報共有や発信、避難所環境改善、家屋の片付け、住宅から住居の移動のお手伝いなども行いました。
現在、サポートチームと被災者で構成されるコミュニティは111名を超え、被災者を支えるため活動を継続しています。
活動日数 70日
支援対象者実人数 5人
支援対象者延べ人数 114人
参加ボランティア実人数 158人
参加ボランティア延べ人数 436人
本助成金による活動の成果
【本助成による活動の成果】
ボランティア受け入れ調整:21回
・物資支援:16回
・ニーズ調査:29回
・がれき撤去:5回
・炊き出し:10回
・コミュニティづくり:111名
① 栄養バランスを考慮した炊き出しの提供
震災直後の炊き出しにおいて十分な栄養バランスが確保できない課題が見られた。これを受け、今回の活動では、専門家の協力を得て、30種類以上の食材を使用した栄養バランスの取れたお弁当を開発・提供することができた。
被災者の中には、買い物に行くことが困難な高齢者や障害のある方が多く「栄養バランスの良い食事を届けてもらえて助かった」といった声が寄せられた。
② 被災者との交流とコミュニティ形成の促進
炊き出しを被災者と一緒に行う事は一体感を持つ機会となった。被災者の悩みや現地の状況について詳しく話を伺うことができ、単なる食事の提供にとどまらず、精神的な支え合いの場としての役割も果たした。
炊き出し時にアンケート調査を実施した結果、特に栄養バランスに関する悩みや約56%の方が「お弁当を希望する」と回答した。このような被災者の本音を聞く事はとても貴重な機会である。
③ 被災者同士のつながりを生む場の提供
今回のボランティア活動を通じて、被災者同士が自然にコミュニケーションを取れる場を提供できたことも、前回の活動との大きな違いである。
仮設住宅に住み被災者にはもともとその地域に元々住んでいなかった方も多いため、新たなコミュニティの形成に苦労しているという意見が多数寄せられた。我々と一緒に活動することにより被災者同士も打ち解けやすくなり、また交流を通じて、被災者が日々の悩みを話し合い、冗談を交えながらストレスを発散できる貴重な機会となった。
1.2024年9月に輪島市で発生した大規模た水害による家屋や施設等の汚泥や土砂搬出
2.栄養のバランスを考えた炊き出し
3.瓦礫の撤去または運搬作業
4.2024年9月の水害の被災者のニーズ把握と全国からボランティア活動希望者とのコーディネートまた被災地までの送迎
5.一時孤立した地域に対して物資を支援する活動
6倒壊した家屋、施設等の復旧作業、引っ越しの手伝い
7.被災者を主体とした地域のコミュニティを再生するためのアンケート調査や対面によるお悩み相談等
事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
2024年9月21日の輪島市を中心とした大雨災害により復興の兆しが見えた状況が一変。民家・仮設住宅の土砂流入被害が発生し、停電・断水により通常生活が困難に。多くの市民が避難所生活を再開せざるを得なくなった。長期間の避難所生活では精神的なダメージが蓄積し、従来のボランティア活動に加え被災者のメンタルケアが重要な課題として浮上。特に高齢者や孤立世帯への継続的な支援体制の構築が急務である。【アンケート調査】<調査概要>期間:2025年2月16日~28日 対象地域:輪島市全域 対象者 :被災者 対象人数:500名 有効回答:377名(回収率75.4%)アンケート調査者:能登支援ボランティア日本インフルエンサー会(有志)<主な意見>・ 炊き出し支援や除雪作業が「栄養補給以上の精神的な支え」と評価(83%)・共同作業を通じたコミュニティ形成効果が確認(67%が「地域とのつながり強化」と回答)・継続的な相談窓口の要望が突出(92%が継続希望)・炊き出しのメニューにお弁当(56%)やサンドイッチ(24%)を熱望。【改善策】1. 人的支援の強化 ・マンパワーによるがれき撤去/泥出し&清掃 ・全国規模でのボランティア募集拡大2. 生活基盤整備 ・支援物資調達ルートの多元的確保 ・土砂流入に伴う感染症対策の徹底3. 組織基盤強化 ・地域コミュニティとボランティア団体との連携体制構築 四、【今後の展望】<短期重点施策>・栄養バランスを考慮した炊き出しメニュー開発(お弁当&サンドイッチ等の要望を反映)・被災者と共同炊き出し作業による交流促進プログラム・ ニーズ調査継続(対面アンケート/ヒアリング併用)<中長期戦略>①生活支援・学習・子育て支援スペース整備②環境整備 ・瓦礫撤去&清掃作業の継続③経済復興 ・地域特産品を活用した栄養のバランスを考えた炊き出しメニューの定期的な提供④心理ケア ・ランチ会の開催や交流カフェの定期開催 ・炊き出し支援や清掃を被災者と連携して実施
助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://notosienn.itdojo.work/
寄付してくれた人へのメッセージ
皆様からお寄せいただいた温かいご厚意に、被災地の方々と共に深く感謝しております。2024年1月1日に発生した大規模な地震、また2024年9月21日の水害災害で、能登地域は甚大な被害を受けました。
多くの方々が現在も小学校等の体育館での避難生活を余儀なくされ、いまだ避難生活が続いています。しかしながら、皆様からのご支援により、被災者の方々に希望の光を届けることができております。
皆様からお預かりした貴重な寄付金は、以下のような形で被災地の復興支援に活用させていただいております。
~復興支援活動~
1.2024年9月に発生した水害による家屋や施設等の汚泥や土砂搬出
2.栄養のバランスを考えた炊き出し
3.被災者と市や県、他ボランティア団体と連携した長期ボランティア計画の推進
4.2024年9月の水害の被災者のニーズ把握と全国からボランティア活動希望者とのコーディネートまたは被災地までの送迎
5.一時孤立した地域に対して物資を支援する活動
6倒壊した家屋、施設等の復旧作業、引っ越しの手伝い
7.被災者を主体とした地域のコミュニティを再生するためのアンケート調査や対面によるお悩み相談等
これらの活動を通じて、寄付金を有効に活用させていただきまして、被災された方々の生活再建と地域の復興に向けて、継続的に歩みを進めて参ります。これからもよろしくお願い申し上げます。