能登半島地震災害救援活動

団体名 特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会

都道府県 東京都

助成額 1,422,307円

活動開始日 2024/9/26

活動終了日 2024/12/2

助成金で行った活動の概要
令和6年9月27日~12月16日にかけて、学生358名、当会OBOG37名、職員29名を派遣し、活動日数日人延べ716名が、石川県珠洲市を中心に4市町(珠洲市、輪島市、能登町、七尾市)で活動を実施しました。
活動は大きく2つのことに取り組み、1つは地震による被害への対応、もう一つは水害による被害への対応を行いました。
どちらの活動でも、主に珠洲市北部の外浦地域のニーズに対応しました。外浦地域は、災害ボランティアセンターから距離があること、水害による土砂崩れが多かったことから、一般ボランティアでの対応が困難なため、外浦地域を中心に活動しました。
具体的な活動内容としては、流木の撤去、住宅内外の土砂出しや清掃、災害廃棄物の搬出や仮置き場への運搬、道路や側溝の土砂出し、事業所の土砂出し(塩田やホテル)など行いました。
その他に、発災以降炊き出し等を行ってつながりのある、飯塚地区にの仮設住宅団地および周辺住民の方への炊き出し兼食事会も行いました。

活動日数 50日

支援対象者実人数 145人

支援対象者延べ人数 170人

参加ボランティア実人数 198人

参加ボランティア延べ人数 716人

本助成金による活動の成果
被災された方の多くは高齢のため、住民だけで必要な作業を行うことが困難、膨大な時間がかかる等、多くの困りごとがありました。
そこで、日頃から連携している技術系NPOともチカラを合わせ、学生たちの元気や体力を活かし、お困りごとにお応えすることができました。
また、能登の伝統産業である揚げ浜式による塩づくりをしている塩田に流入した土砂出しも行いました。一般的に住家優先とされていますが、伝統産業を守ること、従業員も被災者であるためその方たちの雇用を守ることも、地域の復旧・復興に繋がると考え、活動しました。
活動時には、ただ土砂を搬出するだけでなく、地域の方々との交流も積極的に取り組みました。救援者と被災者という立場ではなく、「一人の学生と、一人の住民」という立場で、奥能登や学生の出身地のお祭りや文化、特産品、就職活動などの話で盛り上がり、お互いに笑顔を見せることも多くありました。炊き出し時の食事と同様に、「祖父母と孫」のように交流することができたことは、幾分かは被災されストレスが溜まった心に、元気をお届けすることができたのではないかと考えます。
また、炊き出し兼食事会では、食事の準備を当会の学生と地域住民で協力して行い、当会の学生と地域住民、また地域住民同士の交流の場となり、たくさんの笑顔が見られる機会になりました。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
■課題奥能登地域は少子高齢化・過疎化が進み、半島というアクセスの不便さ、さらに被災規模に対して必要となる行政及び委託業者、NPO、ボランティア等の宿泊滞在する施設や拠点となる場所の少なさなど、様々な要因により、十分な支援があるとは決して言えない状況です。ただでさえ複合災害・二重災害であることが大きすぎる負荷になっているにも拘わらず、その他の人口・地理的特性などから、復旧・復興により多くの人的・物的資源と時間を要しています。また、仮設住宅団地が完成し、希望者の多くは入居できている状況になり、プライバシーが確保された場所での生活が送れるようになりました。一方で、体育館や公民館等の避難所とは違い、日常的な地域住民同士の交流の機会は減少します。そのため一人で過ごすことが多くなり生活に張り合いがなくなったり、孤独感を感じるようになったりし、最悪の場合孤独死に繋がりかねません。■今後の取組本会の活動は令和6年12月を一区切りといたしました。ただ、奥能登地域では引き続き支援を必要とする方がおり、前述した仮設住宅団地入居者等への支援も必要と考えております。そのため、地域のニーズに対して当会ができることを、地元の関係者はじめ連携団体と意見交換をし、必要に応じて随時活動に取り組んで参ります。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.ivusa.com/?p=15904



寄付してくれた人へのメッセージ
この度は皆様のご寄付によって、本会の活動を実施させていただくことができ、心より感謝申し上げます。
本会は、大学生を中心とした団体です。知識や技術、経験は発展途上な者が多い組織ですが、少子高齢化、過疎化が進む奥能登地域は大学生世代が持つ若さ・元気・体力を必要としています。今回、皆様のおかげで、それらを奥能登地域にお届けすることができ、決して少なくない被災された住民の方々の笑顔を取り戻すことができました。
本会は引き続き、奥能登地域に寄り添った活動を展開できるように取り組んで参ります。ぜひ皆様におかれましても、奥能登地域に関心を持ち続けていただきたいと僭越ながら願っております。
この度は誠にありがとうございました。