都道府県 石川県
助成額 154,982円
活動開始日 2024/10/1
活動終了日 2025/3/31
助成金で行った活動の概要
2024年1月1日の発災直後から能登地区に支援に入り、2024年9月までに物資支援41回、炊き出し20回、2次避難者支援カフェ80回、能美市内に避難している家族に食品と生活用品の無料配布を9回、おこなっています。
■物資支援は2024年10月~2025年3月までに20回おこないました。
9月21日に地震被災地と同じ輪島市と珠洲市の広域で大雨災害が起こり、ようやく立ち直ろうとしていた被災者に大きな被害と精神的打撃を加えました。水害によって家財や生活用品も失った方が多くいます。また一から支援のやり直しと考え、同じ石川県に住む団体として、これからも伴走支援する事が必要と考え活動しています。
10月から1月頃までは水害の避難所と水害被災住居を中心とした支援を行いました。
1月中旬からは水害被災住居と仮設住宅に加え、小学校・保育園の児童や園児と支える先生への支援も行っています。
■被災地炊出しは2024年10月~2025年3月までに4回おこないました。
水害が起こってから県外からの炊出しボランティアが再び増えたこともあり、自分たちは、県外の炊出しボランティアが少ない年末の時期や、炊出しが減ってきた2025年3月頃から回数を増やしています。
■市内2次避難者カフェは2024年10月~2025年3月までに13回おこないました。
2024年7月までは2次避難所の宿泊施設で行っていましたが、2次避難所が閉鎖され、市営住宅やアパートなどのみなし仮設住宅に入居されたため、8月からは能美市社会福祉協議会に協力をお願いし社会福祉協議会の施設内で行っています。避難が長く続き、同郷の避難者同士が話の出来る貴重な機会となっています。
■市内2次避難者パントリーは2024年10月~2025年3月までに6回おこないました。
毎月1回の避難者パントリーを行っています。能登から能美市へ避難し生活も落ち着いたようにも見えますが、能登へ片づけや農作業などに通う2重生活が続き、出費が多くなり生活費が高くかかり困っていると聞きます。能登へ再び戻ることが出来るように生活の支えになれるよう続けています。
活動日数 43日
支援対象者実人数 550人
支援対象者延べ人数 8,272人
参加ボランティア実人数 40人
参加ボランティア延べ人数 300人
本助成金による活動の成果
物資支援活動は、一つの家庭にとっては多くの量ではありませんが「忘れられていないと思うと安心する」と伝えられています。物資支援は、一日に15~20ヵ所を回っているので、多くの方と顔を合わせる事ができ、受け渡し時の交流によって、避難者の方の課題や悩み等を聞き取ることが出来るようになり、相談相手となり課題を行政などにつなげることも行っている。
炊出し活動は、町内の大半の住民が仮設住宅や市外に避難して地域がバラバラになり集まる機会や話し合う機会も少なくなっている時に、人が集まり話すきっかけとなっている。
仮設住宅の炊出しでは、知らない人同士が集まり隣近所とは話すきっかけがないところに、人を集め話すきっかけづくりとなっている。
能美市内には現在100世帯の方が避難しています。遠い能登から知らない土地にきている避難者は、近所の方とも話すこともなく、孤独を感じています。市内避難者カフェは、カフェに来て同郷の方と話し合う事をとても楽しみにしています。カフェは20人位の参加者ですが、パントリーを行うと50世帯100人位の方が集まってきて頂けます。パントリーをきっかけにカフェの参加者も少しづつ増えてきています。活動を継続することで孤独の解消と人の輪が広がっています。
事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
2024年1月の発災から1年3カ月経ち、2024年9月の水害から6ヵ月が過ぎ、避難所が閉鎖され、ボランティアがどう支援すれば良いのか分からず、支援に入るボランティアが目に見えて減ってきています。しかし現状は、仮設住宅や損壊した自宅、集会場で寝泊まりし、まだまだ生活に苦労されている方が多く居ます。復興住宅(災害公営住宅)に入りたいと考える方もまだ話し合いが始まったばかりで、建設までには当分時間が掛かりそうです。その復興住宅の家賃も建設費から算出され、数年後からは10万円になるのではないかと不安な情報も流れています。自宅を再建しようとする方も珠洲など奥能登では坪単価が150万円と建設費が吊り上がっています。それでも申し込みを行っても建築の人手不足で1年~2年待ちとなっています。ハウスメーカーは受付さえ断っている状況です。仮設住宅の原則は2年で、延長されるとは思いますが、多くの方が先行きに不安を持ち生活をしています。先日、物資支援を行っている被災者の方から「頑張っているが自分達だけではどうにもならない。助けて欲しい」と、これまでなかった言葉を耳にしました。奥能登は、ガス代やガソリン代はとても高く、災害前には自宅の小さな畑で採れた野菜を食べていましたが、仮設住宅では食べ物のすべてを買わなければならず、出費がかさみ所持金が少なくなり先行きが不安だと多くの方が話しています。若い方や子ども達も、どんどん転出しているのが現状で、これまでの仮設住宅や集会場での物資支援に加え、小学校や保育園に物資の提供を行い、子育て世代の親子支援を行っています。これまでは近所のつながりがありましたが、仮設住宅や広域避難を行い地域がバラバラになり、多くの方が話し相手も居ない孤独な状況となっています。これまでの支援でつながった被災地の人脈を活かし、炊出しなどを開催し人が集まり話し合える場所づくりを被災地でも、市内の避難者の方へも作っていきたいと思います。時間と共に県外からの支援は少なくなっていますが、同じ石川県に住む団体として、これからも寄り添い支援する事が必要と考えています。
助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
http://www.facebook.com/sandouyama
http://kodomo.nomi-city.net
寄付してくれた人へのメッセージ
全国の皆様から多くのご寄付とご支援を頂き感謝申し上げます。地震に続き、同じ地域に大雨災害が起こってしまいました。
これまでは近所のつながりがありましたが、仮設住宅や広域避難を行い地域がバラバラになり、多くの方が話し相手も居ない孤独な状況となっています。
現地での物資の支援はもちろんですが、できるだけ多く顔を出すことで被災者の皆さんは、心細くなっている時に「安心する」「ありがたい」と涙ぐんで喜んで頂いています。
自分たちだけでは何もできないところでしたが、寄付者の皆様方のおかげで支援を続けられています。多くの方が能登を思っている事を被災者に伝え、これからも能登に寄り添い皆様のあたたかい気持ちをお届けさせて頂きます。