都道府県 福島県
助成額 66,151円
活動開始日 2024/9/1
活動終了日 2024/10/31
助成金で行った活動の概要
9月:墓石の復元、鳥居の撤去、家財の運びだし
10月:家財の運びだし、水害被害にあった住居での泥だし、泥の搬出、床下の掃除
活動日数 9日
支援対象者実人数 10人
支援対象者延べ人数 10人
参加ボランティア実人数 10人
参加ボランティア延べ人数 13人
本助成金による活動の成果
9月は主に、家財の運びだしや墓石の復元、鳥居の撤去を行った。墓石の修復では倒れてしまった墓石を修復したり、壊れた鳥居を小さく撤去したりするなど、家財の運びだし以外の作業も進めることができた。解体される家屋が増えてきて、支援活動を継続してきたことの成果を感じている。リフォームに移ったり、家を撤去したりするような場所が増えた一方で手つかずの家屋もまだ見られ、作業の進度の違いを改めて感じた。
10月の支援活動では、泥だしは2件分を完了することができた。また、水害によって浸水した床下の掃除を行った。9月と同様に、住居に入り、家財の運びだしにも尽力した。今回初めて輪島市の現場に入り、地震被害だけでなく水害の被害を受けた二重被害の現場を目の当たりにした。9月と10月では、支援内容が大きく変わり、住居によって現状回復への速度が異なることを痛感した。特に水害後に向かった10月の災害支援では、地震での被害が大きかったところに水害が重なり、ボランティアの数が足りていないことによって、ボランティア学生はまだまだ需要があると知った。ボランティアとして私たちができたことはわずかであったが、支援先の住民さんから「遠いところからありがとう」や「少し気が軽くなった」などの言葉をいただいた。このことで、現場に入る意味は、後処理や片づけをするだけでなく被災者の方々と直接話をして、心を和らげることでもあると体感できた。
事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
能登半島全体では、復旧の進度に格差ができていることが課題であると考えている。家財の運びだしや住居内の片づけなど物的な復旧は進んできているため、これからは心的なサポートへの移行が必要だと認識している。実情として、現地の仮設住宅における集会所がうまく機能しておらず、被災者同士の交流ができていない点が問題視されている。私たちも、こうした問題に対して、今は物的な復興への支援を優先しているが、状況が落ち着いてからは、災害関連死を増やさないためにも被災者を孤立させない交流づくりにも貢献したいと考えている。また、私たちの課題として、能登半島へボランティアに行くメンバーが固定化されていることが挙げられる。現場に行って自分の目で見て初めて感じることは確実にあり、そうした学びが普段の活動につながるといえるため、できるだけ多くのメンバーに現地での復興支援に携われるような体制を整えることが今後の展望だ。わたしたちは何か特別なスキルを持っているわけではなく、他のボランティアの方に教わりながら活動することが多い。そのため、活動に行った人が現地で得た技術や知識を共有することを通じて、その後の活動がより円滑に行えるのではないかと考えている。そして、災害ボランティアセンターとしては、輪島市など特定の地域にだけ力を入れるのではなく、あらゆる地域で復興支援を行い、精神面へのサポートも徐々に進めていくことを望んでいる。
助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://fukudai-volunteer-center.jimdofree.com/
寄付してくれた人へのメッセージ
この度は私たちの活動にご支援いただきありがとうございました。私たちは本助成金を使用し、能登半島地震の復興支援を行っています。私たちは2月から継続的に能登半島への被災地支援を行っており、これまでに家財の運びだしや泥のかきだし、被災者の方への心の支援等を行ってきました。本助成金は主に、現地への交通費や燃油費、炊き出し費用、消耗品の補充、宿泊費などに使用しており、継続的な活動を行うための重要な資金として位置づけています。災害が起こったときに現地に行って復興支援を行うことは、自分一人では不可能なことが多いと思います。ですが、こうした寄付金により、私たちの活動が円滑にそして継続的に進めていけるよう支援してくださったことにより、被災地への支援の輪が大きく広がっているのではないかと考えています。今後も、被災地での復興支援や精神的なケアに尽力していきます。この度は、私たちの活動にご支援をしていただきありがとうございました。