都道府県 広島県
助成額 3,000,000円
活動開始日 2024/7/1
活動終了日 2025/3/31
助成金で行った活動の概要
【18 重機などを使用した活動】
1.初動期 7月1日(月)~10月31日(木)
・住民の安心安全を脅かす危険物の除去
・住家や工房として利用する家屋屋根の応急修理
・屋根の養生処理、雨漏り対策
・倒壊した家屋から貴重品や大切な物の取出し
・その他、一般ボランテイアでの活動が難しい案件への対応(倒壊ブロック塀の撤去等)
・危険木、裏山の土砂崩れによる倒木の伐採
2.11月1日(金)~3月31日(月)
・隣家に寄り掛かった倒壊危険家屋・ブロック塀の撤去
・屋根の養生処理、雨漏り対策
・住家や工房として利用する家屋屋根の応急修理
・住民の安心安全を脅かす危険物の除去等
・危険木、裏山の土砂崩れによる倒木の伐採
・地震による土砂崩れの道路閉塞の土砂撤去、道路啓開、倒木伐採
・各種住民さんからの家屋再生のための作業相談への対応等
3.活動全体を通して
・社協災害ボラセンからのボランティアの受入れ
・社協職員に対する屋根処置、被災者支援に関する情報提供等
・外部支援団体の受入れ
活動日数 258日
支援対象者実人数 614人
支援対象者延べ人数 675人
参加ボランティア実人数 723人
参加ボランティア延べ人数 2,261人
本助成金による活動の成果
① 隣家に寄り掛かった倒壊危険家屋・ブロック塀の撤去
家に倒れかかっている瓦礫や木に不安を抱え生活する住民、今後の生活再建の見通しが立たず途方に暮れる被災者など、多くの住民が日常を奪われた状況でした。そのため、隣家に倒れそうな家屋の一部撤去、ブロック塀解体・撤去(公費解体対象外のため、撤去費用等を捻出できない世帯への対応)を実施しました。実施に当たっては、外部団体と連携し対応を行うなどしました。
② 屋根の応急修繕
住家や工房として利用する家屋屋根の応急修理を中心に実施しました。特に個人での対処が難しく、専門業者も数カ月待ちとなるケース、一度張ったブルーシートが紫外線で劣化し強風等でめくれ、張り直しが必要となるケース等に対応しました。活動により生活再建に向けた次を考える余裕が出来た被災者が多くおり、生活再建へ向けて前向きに考える環境を整えることが出来たと考えます。
③ 住民の安心安全を脅かす危険物の除去
地震で地盤が緩んだことによる裏山からの倒木等の伐採を行いました。被災者からは「冬になり雪の重さで木が隣の家の屋根に倒れるのではないか」、「裏山の大木が家の近くまで滑り落ちているがどうにかならないか」等相談があり、それらの状況に対応したことで、特に在宅生活者が安心・安全に生活でき、いち早い復興に取り組める環境づくりに貢献できたと考えます。
④ 地元の担い手である若者による団体「輪島復興支援団体リガーレ」の立ち上げ
地元の若者の育成、今後の輪島市を担う団体立ち上げを支援出来た点は大きな成果となりました。活動当初より地元消防士や社協関係者等、多数の若者がボランティアとして活動に加わりましたが、活動を共にする中で過去の被災地での経験、今後の輪島市の復興について話をする機会も多く、結果として、団体の立上げに繋がりました。今後、復興には長い月日を有すると想定されますが、同団体が大きな力になるよう、遠隔での相談対応等も含め、継続して支援を行いたいと考えています。
事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
① 能登半島では秋、冬になると天候が雨、霰、雪、霜など一日の中でも大きく変わるなど、屋根の上での活動がきわめて困難になる状況が続きました。一方、依頼者は金沢などに避難している人も多く日付指定等で依頼を受けるため、ニーズ調整に苦労をしました。 今後、このような地域でも適切にニーズに対応できるよう、依頼者の立ち合いの無しの実施調整、日付指定ではなく天候に合わせた臨機応変な活動等、現調時に依頼者と確認を行うなど、少しでも早くニーズに対応できるよう検討したいと考えます。
② 当団体の活動は一定程度の技能を求めるものが多く、一般ボランティアにとってはハードルが高いと思われます。今回延べ人数では2千人以上のボランティアが参加してくれていますが、より多くのボランティアの参加が進むよう、活動のハードルを低くする工夫が必要と感じます。また、傾聴活動等のソフト面の活動にも取り組んでいきたいと考えます。
助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.facebook.com/comsup.hiroshima/
寄付してくれた人へのメッセージ
この度は、コミサポひろしまの活動へご支援・ご協力を頂き大変ありがとうございました。
能登半島では、今までに例のない同じ地域で2度災害が発生するなど、未だ多くの被災者が元の生活に戻れない状況が続いています。また、自分の地域が忘れ去られるのではないか、そう言った不安を抱えつつ、生活再建に向け取り組んでいる姿も見られます。
そのような中、今回ご支援を頂いたことで長期間にわたり活動を行うことができ、被災者・地域の皆さんの復興・生活再建に向け貢献をすることができたと考えております。
また、活動を通し、地域の若者が担い手として立ち上がり、今も活動を続けており、それらも今回のご支援を頂き活動が継続できた結果と考えています。ありがとうございました。
コミサポひろしまは、今回関わった地域の皆さんの縁を大切に、継続して出来る支援をしていきたいと考えております。これからもよろしくお願いいたします。