都道府県 東京都
助成額 2,215,175円
活動開始日 2024/4/1
活動終了日 2024/9/30
助成金で行った活動の概要
一般社団法人マツリズムは、赤い羽根募金の助成金を活用し、能登地域の祭りを支援するボランティアコーディネート事業を実施しました。本事業では、地域伝統文化の継承を支えることを目的に、祭りの準備や運営に携わる人手不足の解消、地域住民との交流促進、祭りの再生ビジョンの共有を図りました。
活動日数 120日
支援対象者実人数 150人
支援対象者延べ人数 330人
参加ボランティア実人数 40人
参加ボランティア延べ人数 206人
本助成金による活動の成果
7/2-7
能登町・あばれ祭 人足応援プログラム
参加者30名
主催:一般社団法人マツリズム
協力:あばれ祭運営改善協議会、のと復耕ラボ
後援:能登町、能登町定住協議会
祭での実施事項
1. 人足応援ボランティア(キリコ準備・キリコ担ぎ・片付け)
2. 能登の祭の現状調査
3. 祭の再生ビジョンづくりの支援
現地ニーズヒアリング・関係者調整
4/20-21(能登町宇出津)
曳山祭の観覧、宇出津住民や神社関係者への挨拶・ヒアリング、動画撮影サポート
5/2-3(能登町宇出津)
あばれ祭で使う松明の切り出しボランティア、宇出津住民へのニーズヒアリング、宿泊先調整
6/21-23
★東京でのボランティア募集イベント(4/29、5/31)も実施。96名参加。
以下は参加者向けのプログラムスケジュール
祭礼委員会事務所開きの出席、宇出津住民へのニーズヒアリング、プロジェクト関係者との打ち合わせ
6月10/11/12企画説明会@オンライン
※3日間で20名が参加
6月19日 参加者向けオリエンテーション/チームヒ?ルテ?ィンク? @オンライン
※15名が参加
6月26日 祭の担い手のストーリーテリング/参加者との交流 @オンライン
※23名が参加
7月2-7日 あばれ祭参加
※28名が参加
7月19日 参加者同士での体験の振り返り
※18名が参加
9月8日 東京での振り返り会及び現地報告会準備
※8名が参加
9月23日 能登町で地元向け報告会
※9名が参加
8/2-4
七尾市・石崎奉燈祭 人足応援プログラム
参加者:12名
主催:一般社団法人マツリズム
協力:和倉温泉お祭り会館、能登DMC
現地調査・地元調整
5/23
現地ニーズヒアリング、その後はオンライン等で地域の関係者と打ち合わせ
7月26日 事前オンライン交流会 @オンライン
※8名が参加
8/2-4日 祭参加(奉燈準備・キリコ担ぎ・片付け)
※12名が参加
8月19日 オンラインでの振り返り会実施
※8名が参加
事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
課題1. 担い手不足の根本的な解決が難しい現状今回のプログラムでは一時的に人手不足を補うことができましたが、祭りの継続的な運営には、地元の若年層を中心とした担い手の確保が必要です。しかし、地域の少子高齢化や都市部への人口流出が進む中、恒久的な担い手確保は難しい現状があります。2. 地域住民との連携の強化の必要性住民の中には外部からの支援に対する期待と同時に、外部者が祭りにどこまで関与すべきかに対する戸惑いも見られました。このギャップを埋めるためには、さらに信頼関係を構築し、地元主体の運営を支援する形を徹底する必要があります。3. 参加者の継続的な関与の難しさ今回のプログラムには多くの参加者が集まりましたが、活動終了後に継続的な関与を維持する仕組みが不十分でした。祭りが終わった後も、参加者が能登地域や祭りに関心を持ち続けるためのフォローアップが必要です。
今後の展望1. 地元若年層の参加促進地元の若者を対象とした祭り教育プログラムや交流イベントを企画し、地域の伝統文化への理解と愛着を深める機会を提供します。学校や地元企業とも連携し、地域全体で祭りの継承に取り組む仕組みを作ることが目標です。2. 外部参加者と地域住民の橋渡し外部ボランティアが単なる労働力としてではなく、地域の祭りの精神を共有する仲間として受け入れられるよう、双方の交流を促進します。そのために、事前の交流会やオンラインプログラムを充実させるとともに、地元住民の声を丁寧に反映した活動設計を行います。3. 活動後のフォローアップ強化祭り終了後も参加者が能登地域に関与し続けられるよう、オンラインコミュニティの構築や定期的な報告会の開催を検討します。また、能登の祭りの魅力を広く発信することで、外部支援の輪を拡大していきます。4. 持続可能な支援モデルの構築今回のプログラムで得た知見を基に、他地域の祭り支援にも応用できる持続可能なモデルを作ることを目指します。具体的には、自治体や地元団体と連携した長期的なプログラム設計や、助成金以外の資金源の確保も検討していきます。これらの取り組みを通じて、地域の祭りを単なる観光資源で地域住民の誇りとして次世代に伝えていく活動をさらに強化してまいります。
助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.matsurism.com/
寄付してくれた人へのメッセージ
本助成金を通じて、以前より繋がりのあった能登の被災した集落の方に少しでも恩返しができました。今後もこうしたサポートを続け集落コミュニティの再生に貢献するとともに、能登の方々のアイデンティとも言える祭に関心を持つ方々を全国に広め、能登に足を運び、能登のことを好きになる方々を増やしていきたいと思っています。改めてご寄付をいただきありがとうございました!