輪島市町野町への隔週・週末ボランティア派遣

団体名 特定非営利活動法人とちぎボランティアネットワーク

都道府県 栃木県

助成額 2,114,626円

活動開始日 2024/7/1

活動終了日 2025/4/30

助成金で行った活動の概要
(1)週末ボランティア・バスの運行:18回
●2024/7/1-2025/3/31の間、月に2回、週末に栃木県宇都宮から輪島市町野町へ2泊3日の行程でのバスとワゴン(レンタカー)で現地にボランティアを運んだ。9/21に能登水害があり救援活動をのため9/21~12/31までは毎週末に増発した。この増発便は自己資金で実施した。
(2)活動:輪島市町野地区等で以下の活動を行った。
①倒壊家屋からの荷物の取出し、ブロック塀の解体と撤去、農機具・作業工具の取出し。
②「足湯ボランティア」「まけないぞう」による仮設住宅集会所、集落集会所の訪問。(冬季)断熱床マット敷き、窓の断熱プチプチ包装材張り、棚の作成と配布。
③「援農ボランティア」遅れている農作業の補助、集落全体での草刈(道普請)、寺院の草刈
④(水害対応)水害被災家屋の土砂・流木の撤去、清掃、荷物の取り出し
⑤復興住宅の集落内建設の支援、要望書の署名等アドボカシー活動
⑨音楽セラピー、年越し餅つきなどのイベントの実施

活動日数 68日

支援対象者実人数 153人

支援対象者延べ人数 745人

参加ボランティア実人数 206人

参加ボランティア延べ人数 412人

本助成金による活動の成果
①ボランティアセンターがなく住民だけで自宅の片付けている状況だった。そこで災害NGO結と連携して活動のマッチングした。仮設住宅では「足湯」を実施。〝見捨てれられ感〟がある奥能登で、栃木のボラが一縷の希望となった。他に夏祭り手伝い、遊休棚田の草刈をした。
②水害発生後は、家屋やパイプハウスの泥の撤去をおこなった。初期の段階で町野町復興プロジェクト実行委員会へのボランティアセンター設置のアドバイスと発電機、一輪車の貸出をした。ボラセン設置後、ボランティアが集まり活気がでてきた。
③12月になり復興コミュニティビジネス「まけないぞう」と手芸が仮設で活発になった。また、アドボカシー(政策提言)活動を行った。金蔵地区の「復興住宅を集落内につくる陳情書」の署名や「輪島市復興計画のパブリックコメント」を提出した。その結果、4月になって輪島市が2つの新制度を創設した。
④仮設住宅の窓や床の防寒対策を実施。さらに栃木にボランティアから移住者が出現した。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
①水害を機に「復興バネ」など災害時に特有なガンバリが出始め、外のボランティアの注目も増えたが支援は少ない。地域の行事、共同作業、援農等で定期的に来るボランティアを増やす。
②公費解体後の空き地に家を再建することに焦点になっている。また農村部での「コミュニティ持続型復興住宅」や「中山間地リバーズモーゲージ」を進めるための集落ごとの伴走支援と、建築家、街(村)づくりなどプロボノ支援が必要である。
③「村の10年後」を見据えながらの復興支援、産業(農業)振興が必要。拠点の金蔵集落には30haの棚田があるが水は全て溜池である。11の池の全てが壊れ、田の再開まで5~7年かかる。収入の確保や農業の再建をどうするかが迫られている。家の再建はできても人口減少は避けられない。新規就農・移住者を増やす方策を“復興バネ”を使いながら見出す必要がある。④低所得・低年金による生活困窮の対策が必要である。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.tochigivnet.com/
https://www.facebook.com/tochigivnet/



寄付してくれた人へのメッセージ
長期、継続的な活動には、初期に集めた自己資金だけでは長く活動ができません。みなさんの応援が地元の人の希望を作っているとおもいます。今後もご支援お願いします。