都道府県 石川県
助成額 2,427,391円
活動開始日 2024/7/1
活動終了日 2024/9/30
助成金で行った活動の概要
7月
・被災農家さんへの収穫支援活動 4回
・被災農家さんへの販売支援活動 4回
・仮設住宅避難者さんに向けての夏物衣料を支援提供
・仮設住宅避難者さんに向けての買い物ツアー送迎支援
8月
・被災農家さんのスイカ出荷作業支援 5回
・倒壊した寺院の瓦撤去支援
・中学生ボランティアへ被災者さんのお話会&防災食体験
・倒壊家屋からの瓦の撤去作業
・被災農家さんの田んぼ除草作業支援 3回
・珠洲市ボランティアセンター前の売店での販売サポート 5回
・瓦礫撤去の視察アテンド
・被災農家さんの販売サポート支援
・子供縁日イベントに玩具の提供とイベントサポート
・映画チャリティー上映会を開催 2回
・三崎町高波地区の地域のお祭りに使用するキリコの文字と絵をボランティアで制作
9月
・被災農家さんの稲刈り作業支援
・有機農法アドバイザーさんの現地視察&お話
・三崎町寺家地区のキリコ祭りイベントの運営サポート
・高波地区 お祭りにあわせたマッサージイベントを開催
・心のケアを目的とした「アロマイベント」を開催
・被災農家さんの農作業支援
活動日数 54日
支援対象者実人数 533人
支援対象者延べ人数 683人
参加ボランティア実人数 196人
参加ボランティア延べ人数 212人
本助成金による活動の成果
関わった被災者さん達がボランティア活動を通して今後の生活に前向きな気持ちで接して頂けている事が最大の効果だと思います。一緒にやってくれる人が居るだけでも喜ばれています。人口流出が止まらない農家さんは慢性的な人手不足です。震災前に植えた作物の収穫が人手不足で全てを出荷出来ない状況です。奥能登の天候は変わりやすく農作業の日程が左右される事もあり臨機応変に農家さんのニーズに対応してしてきました。農家さんも高齢の方が多く、ボランティア5人ほどの作業サポートがあれば、ほとんどの農作業や充分な収穫量が確保出来きます。農家さんの作業負担を減らし、時間にゆとりを作り、目の前の事以外に今後の展開を考える時間が必要です。コミュニケーションを取る事で、農家さんが抱え込む事を少しでも軽減出来ていると感じます。今までと同じ様には耕作出来ない環境になっている農地が多く、だからこそ環境再生型の新しい農法や新たな品種なども含めた農業のあり方を目指して行く為に、専門家を呼び現地視察とお話をして頂きました。販売サポートも同時に行い少しでも農家さんへ還元させて頂く事で大変喜ばれています。
地域の文化「キリコ祭り」の開催に向けて瓦など瓦礫を撤去作業を行いました。祭り会場付近の景観をよくする事が出来て地域の方からも喜ばれました。寺家地区の「キリコ祭り」イベントの開催スタッフとして活動し、多くの住民の方が参加され大盛況で終える事が出来ました。高波地区のキリコの文字と絵は、5年ぶりに図案を替え震災後の新たな気持ちを地域の住民の方に持って頂ける様に支援で描かせて頂きました。復興に向けて地域の方々が盛り上がり、未来につなぐ希望になったと思います。住民の方もとても嬉しそうでした。
仮設住宅の被災者さん達は、地元で買える商品は同じになりがちです。被災地であっても女性などはオシャレもしたいし、買い物する事でストレスの発散に繋がります。高波地区の女性達6人を金沢の大型ショッピングモールに送迎しました。普段の日常から離れ食事をしたり買い物をしたりして大変リフレッシュできたと喜ばれました。心のケアとして「アロマイベント」を開催し、不眠症の解消などアロマをその人に合わせて調合しお渡しするなど参加された皆様には大好評で大変喜ばれました。
事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
【課題】農業をする人口が減少し世界農業遺産の農業の存続の危機。農地の被災、人口流出、農業人口の高齢化、奥能登の農家の状況はかなり切迫しています。何を修復するにも多額の資金が必要で、農家の方は農作業で体力的にも精神的にも疲れています。9月21日の奥能登を中心とした豪雨で多くの農家さんが被害に遭いました。農家さんには、震災で作付が7割、収穫ではその半分、収穫出来ても豪雨による被害で品質も良くなく、農機具が水没し、稲刈りが例年よりズレ込んで作付出来ない作物や、収穫に行こうにも畑に行く事が出来いなど、被害は重大。収穫のタイミングも事前に決定する事が難しい状況で、2日程前のタイミングで決まる事が多く常にニーズに対応出来るボランティアの充実が必要です。
【今後の取り組み】
・活動の中で連携の取れる他団体が増えてきているので、他の団体やボランティアグループと連携を強化しボランティアを確保していきます。
・中長期に渡るボランティアやグループでの参加を定期的に募集するなど、中長期に渡るボランティア受入の為の拠点整備を行います。募集については、チラシを地元に配布しSNSで拡散します。
・専門講師の方による現地調査と現地にあった農法などの講和を企画開催し、新たな能登の農業のあり方を考えるキッカケ作りの農場実践を行う。
【課題】収穫しても販売先が少ない。震災により地元の消費者が減少しているのと、奥能登地区にJAなどの施設が減っている様で、販売するにも今までの様にはいかない部分もある。収穫しても倉庫に保管されている事もある。
【今後の取り組み】
・販売する為の包装や出荷作業の支援をする。
・ネット販売経路の開拓や販売協力者(お店、イベントでの販売など)の募集する。
・購入者の募集をSNSなどで募集する。
【課題】農家さんのメンタル部分のフォローが必要。震災と豪雨による二重の災害を受けた農家さんは、震災で無事だった農機具も豪雨でダメになったり、ようやく少し先が見えそうな所での水害で身も心も疲労しています。言葉では大丈夫って言いながらも、心の中は穏やかではないはずです。諦める事しか出来ない様な農地も多くあります。
【今度の取り組み】
・少しでも多くの方が多くの時間を一緒に作業する事で、未来の事を考える様にしていきます。
助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.facebook.com/profile.php?id=61555900076531
https://www.instagram.com/gaia_fukkoushien?igsh=ZGR3dThybWRpa3J2&utm_source=qr
寄付してくれた人へのメッセージ
7月、8月、9月の三カ月は被災者さんの生活が落ち着いてきて仮設住宅に移ったり公費解体の準備など進みかけた9月21、22日の豪雨水害によりダブルパンチ。全国でも類を見ない二度の大災害に見舞われてしまいました。当団体は発災当初から支援物資を集め震源地である珠洲市内へ届けみなさまからの支援金を活用し三崎高波にてボランティア受け入れ活動拠点のための設備費としてインスタントハウスを拠点事務局に使用、2棟をボランティア宿泊施設として整備。これにより10名のボランティア宿泊可能となり、宿泊が課題となっていたところ改善できました。また食料、水、衣料品などの支援物資配布、農業ボランティアに必要な草刈機や軍手・長靴・鎌など購入に充てさせていただきました!一般ボランティアは農家へは対応できず、石川県の農業ボランティア制度もありますが、天候に左右される農作業の場合前前日に決まることが多く県の対応はできず利用しづらい時もあるとのお声もあり、当団体に頼まれることも多くニーズがあります。ボランティア受け入れ体制が整ったことで全国から農ボラ希望者や新しいファーマーボランティアという属性の方々が集い始めています。奥能登は世界農業遺産として農業を基幹産業に復興を見据え環境再生型農業を進めて行くために、全国の行政機関で有機アドバイザーとして指導するアールキューブエコ網本ご夫妻に珠洲入りしていただき現地視察、アドバイス等行いました。来年度の米の作付けを有機転換しオーガニックビレッジ構想を推進して復興創生の足がかりになるよう計画中です。循環型農業を珠洲の地で普及させ地力を生かし素晴らしい自然と共に暮らす里山里海に多くの農業ボランティアさんが集う拠点と三崎コミニティー作りにご支援金を充てています。
また珠洲には素晴らしい祭りの文化があり、祭り開催への後押しとして、高波のキリコ絵をボランティアで描かせていただきました!キリコを出してお囃子を奏で開催することができました。祭りを開催する事で地元の方の気持ちも前向きになり共同募金に協力してくれた皆さんお一人お一人のおかげです。直接お礼のメッセージを届けたい想いでいっぱいです。みなさまの温かいご支援、心より感謝申し上げます。