都道府県 東京都
助成額 2,040,000円
活動開始日 2024/1/17
活動終了日 2024/5/31
助成金で行った活動の概要
■活動の概要
当団体は、1月中旬より珠洲市に入りました。1月から5月の活動では以下のようなことを行いました。今回の能登半島地震の被害に遭われた方だけでなく、支援をする人達にとっても何かしらのきっかけ作りができたらと思いながら活動をしています。
・通信環境が不安定であったため、珠洲社協の委託を受け、通信環境改善の窓口を担い、外部(通信事業者や総務省など)とやり取りを行いました。
・市内各所の避難所を回り、被災された方の声に耳を傾け関係を築いていきました。また、避難所を回る女性の数も少なかったため、積極的に女性の声を拾うように心掛けました。
・生業では、コロナ明け初めてのお正月であったため道の駅ではたくさん仕入れをしていましたが、在庫を抱えることになってしまいました。その商品を、ボランティアさんに買って頂ける場所作りをして、日付の近いものから順次販売していきました。
・支援団体のバックアップや支援者同士、被災された方と支援者を繋げる活動もしました。
・毎週行われる社会福祉協議会のミーティングに参加し、情報共有を行っていました。
活動日数 136日
支援対象者実人数 94人
支援対象者延べ人数 1,928人
参加ボランティア実人数 51人
参加ボランティア延べ人数 896人
本助成金による活動の成果
この期間は、プロジェクトの計画通り、1・2月はスピード重視、3月・4月は柔軟な対応、5月以降は中長期的な視点を持ち、目的との整合性を図りながら成果を出すだけではなく、効果も生み出すことができました。
・通信環境が悪い中では、支援活動に支障が出ていました。そこで、支援団体や避難所に通信機器の貸し出しスキームを作り、大幅な改善に寄与しました。そのスキームは、他の被災地域(輪島、七尾、志賀町)にも展開することができました。
・マメに避難所を回ることで、今すぐに欲しいものや次に欲しいと思われるニーズに対応することができました。女性の方と個別に繋がることができ、積極的に声を上げてもらうことで女性ならではのニーズを拾うことができました。女性が元気になることで、避難所が明るくなったという声を頂けました。
・道の駅では、野菜を購入し、被災された方に配布することで、一度で道の駅と在宅避難者の支援することができました。また、ボランティアさんに購入して頂くことで、商品を破棄せず現金化でき、道の駅すずなりと狼煙は4月に再オープンできました。その結果から、他の生業をしているお店も参加するきっかけになれました。
・支援団体の拠点整備の手伝いや地域支援活動を行いたい団体と道の駅の繋ぎを行ったことで、誰もが立ち寄れる場ができ、イベントや物資配給ができるようになりました。また、人が集まる場所に、安心できるきれいな仮設の水洗トイレを置くお手伝いをしました。特に、外で活動する医療従事者に喜ばれました。更に、きれいなトイレを置くことで、お店を再開することにも繋がりました。
・積極的にコミュニケーションを取っていくことで、現地の支援団体や公的機関との関係も構築することができました。他の支援団体さんにたくさん助けられたこともあり、それが良い被災者支援にも繋がった要因とも考えております。
・地元の方の空いている時間や地元のスペースを使う等、活動の仕方を工夫をすることで活動経費を節約することに繋がりました。
事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
この期間の最初の頃は、電気、水道、トイレがない厳しい環境の中で活動をしていたため日々の負担も大きかった上に、活動範囲が広く、活動内容が多岐に渡るため、その場での対応に追われていました。忙しいことで、折角繋がれた被災者さんやボランティアさんとの繋がりが切れてしまわないように気をつけていきたいと思っています。それに対して、今後は被災された方と一緒に場作りをするなど活動を工夫していこうと思っています。
助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.facebook.com/En.Kesen/?notif_id=1722790143850754¬if_t=page_user_activity&ref=notif
寄付してくれた人へのメッセージ
ご寄付ありがとうございます。珠洲は、市内のお店も被害が大きく、1月からしばらくは、色々なものが足りない上に、道路も悪く、必要な物を手にできない不自由な生活を強いられていました。そこで、フェーズに合わせて、必要だと思うものを予め想定し購入し配ることもできたのも、このようなボラサポの機会や皆様のご寄付があればこそできたことでした。
頂いたご寄付で購入した支援品の一部をご紹介いたします。
①身の回りにあって当たり前のものが、家が倒壊し取り出せずにいましたので、爪切り、サンダル、中には洗濯機が使えないので洗濯板を希望される方もいらっしゃいました。
②女性用の下着は避難所では言いだしにくく、なおかつサイズもバラバラなので、その避難所に配布したら終わりと言うわけにはいきませんでした。そこで、まとめて購入したものを他の団体さんと協力して避難所間を行き来して、余ったものや足りないものを上手に調整し無駄なく配布できました。
③イレギュラーなもの、例えば大きなサイズの靴(30㎝)等は支援では回ってきません。寒い中、穴が開いてしまった靴を履いていらっしゃったその方は本当に喜ばれていました。
そうした方々に、目を向ける活動ができたのも皆様お陰です。
引き続き、大切に使わせて頂き、素敵なエピソードをお届けできるように頑張ります!