都道府県 岡山県
助成額 300,000円
活動開始日 2024/2/7
活動終了日 2024/3/22
助成金で行った活動の概要
2回の活動を実施しております。
●能登町での活動
炊出し支援が始まっている中、高齢化率の高い地域において食事による塩分濃度の向上、血圧の上昇にり、健康悪化する傾向が見受けられるため生野菜3種類、乾燥野菜、果物、子ども達への笑顔を取り戻すために、駄菓子(業者提供)の提供を行った。
●七尾市での活動
障がい者等の施設(9グループ)の被災している職員対して、継続的な業務が困難となっている現状の中で、継続して施設入居者の方の対応に関わり、災害関連死を出さないためにも継続して頑張っていただくために、手書きのメッセージカードと応援の旗、ハーブティー、果物の提供を行い2ケ月半がたっても入浴さえできない施設状況の職員さんに頑張る力を提供を行った。
活動日数 5日
支援対象者実人数 1,000人
支援対象者延べ人数 1,000人
参加ボランティア実人数 3人
参加ボランティア延べ人数 5人
本助成金による活動の成果
①能登町での炊き出しの後方支援について
・高齢化率の高い地域において、炊き出しにより塩分濃度が高く高血圧の方が増えてきている状況の中で、支援に当たる看護師等の評価により新鮮な生野菜や乾燥野菜、果物の提供をおこなうことにより、食事から命を守活動により被災された方の生命維持を確保することができた。
また、高齢者だけでなく能登町の子ども達に対しても笑顔を届ける活動として、岡山で有名な駄菓子屋さんのご協力により、200人分(7種類)のお菓子を提供できた。
②七尾市の高齢者、障がい者施設の職員様(9グループ)450人に対して、震災で被災をしながら避難所から通勤し日々頑張っている方に継続して、入居者の命を守るために頑張っていただくために少しの時間でも笑顔になり継続的に活動できる支援ができました。キーワードは『ありがとう』言葉通り、入浴も出来ない、上水道が回復しても水が流せない不便な環境の中、がんばれる元気を提供できた。
事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
【課題】この災害においては、高齢化率が高い地域であり、炊き出しひとつとっても他地域の災害と同道ではなく、『福祉的支援』の課題が見えてきた。この活動とは異なりますが、自衛隊の入浴支援についても、高齢化率の高い地域では、おひとりで入浴することさえできない人がいること。生活全体を含めて、地域に合ったニーズが必要であることが課題として見えてきた。また、取り残されがちな施設入居者の対応をしている職員様の離職を防ぐためにも、心のケアを含めた支援が必要となることが明確化された。【今後の取組】・仮設入居者(全ての被災者)に対して、ケアを含めた見守り支援が必要と同時に被災者の心のケアが大切な時間軸に入ったと考えている。具体的な取り組みとしては現地で活動している方への様々な支援を行いたい。※ぬいぐるみを使ってのぬいぐるみケアに対して、5体のぬいぐるみを提供した。
助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.facebook.com/okayama.egao.project/
寄付してくれた人へのメッセージ
【お礼】
この度は、災害支援に伴いご寄附を頂戴したしまして心よりお礼を申し上げます。
災害が発生し、多くの方が不便な生活を余儀なくされ、温かい炊出支援の中、高齢者は血圧の上昇との健康上の問題が指摘されつつありました。そのような中で、新鮮な生野菜3種類、果物を提供することで、炊出しの後方支援により、一時的にも健康を守ることが出来たことは大きいと判断しております。また、被災しながらも避難所から通勤し、入浴も出来ていな状況のなかで勤務する施設入居者様を守る意味でも頑張っている職員様に継続して離職することなく頑張る元気と力を提供できたと感がています。この支援に関しても多くの皆様からの支援があってのことと改めて感謝を申し上げます。 本当にありがとうございました。 そして、一日も早い能登半島の皆様の心の復興をお祈りいたします。