ボラサポ・令和6年能登半島地震

団体名 千葉ボラサポート

都道府県 千葉県

助成額 490,000円

活動開始日 2024/1/1

活動終了日 2024/6/30

助成金で行った活動の概要
3 被災者のための物資の運搬、仕分け、提供 1.「発災直後の避難所から各被災者宅への給水システムの確立」1/9~12 ①長期支援を目的に珠洲市旧上黒丸小中学校避難所近郊の吉祥寺に仮拠点を設けた。 ②南房総市社協と南房総市水道局と協力し構築した各家庭への配水に特化した「非常時給水方法」を参考に、当団体所有の給水車を出動させ、同市水道局から2tの水を運搬、旧上黒丸小中学校避難所に適切な貯水タンクの設置を行い、使用方法などを伝えて実施。 2.「多量多彩な食材の安定供給システム構築」1/20~2/11 ①被災地との信頼関係構築後、旧上黒丸小中学校避難所リーダーとホットラインを確立し傾聴。同時に令和元年房総半島台風災害時に協力した団体と連絡を取り、珠洲市被災者に必要な多量で多様な支援物資のニーズ収集。上黒丸地区は非常食と小売店に陳列する僅かな食料でしのいでいる過酷な状況が長く続くであろうことを把握。 ②「多量で多様な支援物資の調達と衛生的かつ柔軟な運搬方法の確立」 南房総市千倉福祉センターの無料使用措置をとり、野菜や鮮魚の加工を衛生的かつ多量に、しかも同時加工できるよう準備し、南房総市社協及び水産業加工会社・漁師・農業従事者の協力で食材加工・真空処理・冷蔵冷凍設備を準備。冷蔵冷凍の運送が可能な七尾市までは宅配便、その先は軽トラと保冷箱で運搬。七尾市から珠洲市までは氷見市に拠点を持つ「ユナイテッドかながわ」の協力も得る。 ③南房総市社協主催のボランティア祭りに参加しボランティア連絡協議会千倉支部長佐藤尚子と協力し支援物資加工ボランティアの募集。また同市老人クラブなどにも協力要請を出す。 3.「食材支援」2/12~18 300人分約1000パック分の魚と野菜を真空加工し発送、現地炊き出し支援団体により配食や、炊き出しが実施され、鮮魚は上黒丸地区に届けられ炊き出し配食実施。

活動日数 30日

支援対象者実人数 300人

支援対象者延べ人数 300人

参加ボランティア実人数 20人

参加ボランティア延べ人数 20人

本助成金による活動の成果
長期支援を目的に珠洲市旧上黒丸小中学校避難所近郊の吉祥寺に仮拠点を設け、南房総市社協と南房総市水道局と協力し構築した各家庭への配水に特化した「非常時給水方法」を参考に、当団体所有の給水車を出動、2tの水を運搬、旧上黒丸小中学校避難所に適切な300Lの貯水タンクの設置を行い、使用方法などを伝えた。 被災地との信頼関係構築後、旧上黒丸小中学校避難所リーダーとホットラインを確立し傾聴。同時に令和元年房総半島台風災害時に協力した団体と連絡を取り、珠洲市被災者に必要な多量で多様な支援物資のニーズ収集。上黒丸地区は非常食と小売店に陳列する僅かな食料でしのいでいる過酷な状況が長く続くであろうことを把握し多量で多様な支援物資の調達と衛生的かつ柔軟な運搬方法の確立した。 南房総市千倉福祉センターの無料使用措置をとり、野菜や鮮魚の加工を衛生的かつ多量に、しかも同時加工できるよう準備し、南房総市社協及び水産業加工会社・漁師・農業従事者の協力で食材加工・真空処理・冷蔵冷凍設備を準備。冷蔵冷凍の運送が可能な七尾市までは宅配便、その先は軽トラと保冷箱で運搬。七尾市から珠洲市までは氷見市に拠点を持つ「ユナイテッドかながわ」の協力も得る。食材の加工等は南房総市社ボランティア連絡協議会千倉支部長佐藤尚子氏と協力し、募った。 2/12~18 約300人分約1000パック分の魚と野菜を真空加工し発送、現地炊き出し支援団体により配食や、炊き出しが実施され、鮮魚は上黒丸地区に届けられ炊き出し配食が実施された。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
上黒丸地区避難所リーダーにニーズの確認をしたところ、ライフラインもほぼ平常に近づき、今後は仮設住宅の建設に伴い上黒丸地区にも他地区からの被災者が引っ越してくる予定となるとのこと。今年は夏祭りの開催もなく、地域交流が希薄になってしまうのではと心配している。今後は被災者同士の交流を促すため、秋に民謡・漫才などの交流イベントを七尾市と珠洲市上黒丸地区にて実施予定。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.facebook.com/c.v.s0909/



寄付してくれた人へのメッセージ
皆様からの心のこもった御寄付のお陰で被災地へいち早く赴き、滞ってしまったライフラインの確保ができました。 また、交通費や宿泊代を助成頂けたお陰で安全に活動を終えることが出来ました。今後も被災者の一助となれるような活動を努めたいと思います。