令和6年能登半島地震における炊き出しや心のケア等人的支援活動

団体名 出雲市総合ボランティアセンター運営委員会

都道府県 島根県

助成額 140,000円

活動開始日 2024/2/1

活動終了日 2024/3/3

助成金で行った活動の概要
1月19日/第2回令和6年能登半島地震支援ミーティングの開催(28名) 炊き出し、心のケア、長期ボランティアの募集 2月9日~12日/ボランティア2名で、ワゴン車1台で即席しじみ汁、竹歯ブラシ、スリッパなどを炊き出し拠点、避難所等へ輸送と提供、ほか現地調査と支援活動。 2月14日/第3回令和6年能登半島地震支援ミーティングの開催(28名) 2月17日~18日/心のケア(音楽演奏)で登録ボランティア1名が「珠洲ひのきしんセンター」を通して避難所など4ヵ所で鼻笛の演奏活動。 2月23日~25日/登録ボランティア4名が輪島市を通して市役所、災害ボランティアセンター2か所で炊き出し活動と一般社団法人ふくい美山きときとき隊をとおして支援活動。 3月3日/第4回令和6年能登半島地震支援ミーティングの開催(23名)

活動日数 9日

支援対象者実人数 800人

支援対象者延べ人数 800人

参加ボランティア実人数 7人

参加ボランティア延べ人数 22人

本助成金による活動の成果
出雲市総合ボランティアセンター運営委員会では能登半島地震の発災直後より出雲市内外の市民ボランティアをはじめ、様々なグループ、団体、機関、企業などが協働しながら支援活動を行うための「支援ミーティング」を開催しています。 発災から1ヶ月が過ぎ、避難された方々も1次避難から1.5次避難、2次避難と多様化する中、被災地では上下水道の復旧が程遠く生活が不自由な状態が続いています。 島根県内の企業や団体からも物資支援のお声がけをいただき、現地の支援団体と調整しながら、ワゴン車1台で地元の子ども達のメッセージ入りの即席しじみ汁、竹歯ブラシ、スリッパなどを炊き出し拠点、避難所等へ輸送と提供ほか現地調査と支援活動を行いました。 また、長引く避難生活者へ心のケアとして芸能ボランティアの方に鼻笛演奏を届けていただきました。そして、4名のボランティアが、輪島市を通して炊き出し活動を行うとともに現地の支援団体からの依頼で被災宅の片づけなどの活動も行いました。こういった活動は「支援ミーティング」で報告され、引き続き継続的な支援の在り方を参加者の皆さんと考えています。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
1月は発災直後に避難された方々に対しての支援として物資提供などを行ってきました。2月に入り、避難された方々も長引く避難生活に物資だけではなく、生活の質や心のケアが必要となってきています。今回は、そういった要望を踏まえての活動を始めました。ただ、今後はある程度道路も復旧し始めて各被災地の災害ボランティアセンターも活動を始めているため、被災宅の片づけや瓦礫撤去などの活動も必要となってきます。 また、能登半島においては、家屋が全壊ではなく、半壊など自宅で生活をしながら復旧活動を続ける被災者も多いです。そういった方々からのニーズも踏まえながら支援を続けていきたいと考えています。 引き続き当委員会では「支援ミーティング」を定期的に開催し、この地震の風化を防ぎ、一人でも多くの方に支援の機会と現地の現状を伝えていきたいです。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.facebook.com/profile.php?id=100071700488880



寄付してくれた人へのメッセージ
この度の能登半島地震での支援活動に対しご寄付をいただき心より感謝申し上げます。 出雲市総合ボランティアセンター運営委員会はセンターに登録する個人、団体の中から志を持ったボランティアによって構成された任意団体です。個々の力は微力ではありますが、市内外の市民ボランティアや様々なグループ、団体、機関、企業などが協働し合える場を提供しながら、個々のできることを繋げていくことで支援活動を行っています。 発災から1ヶ月が過ぎ、1次避難から1.5次避難、2次避難と多様化する中、被災地では上下水道の復旧が程遠く生活が不自由な状態が続いています。長く避難生活されている方々に炊き出しをはじめ、心のケアから物資支援まで、市民の皆さんの「なんとかしたい」という想いをカタチにさせていただいてます。これもご寄付をいただいた皆様に支えていただいたおかげです。本当にありがとうございました。