奥能登の珠洲市、輪島市、能登町の被災された人々を、炊き出し・がれき撤去で支援する。

団体名 特定非営利活動法人姫路発 中高生のための東日本災害ボランティア

都道府県 兵庫県

助成額 3,000,000円

活動開始日 45464

活動終了日 45657

助成金で行った活動の概要
炊き出し支援は、年内いっぱいを予定しています。                       夏頃までには殆どの人々の仮設住宅への入居が見込まれます。                                        発災以前のような集落ではなく、彼方此方に数軒単位の仮設住宅の点在が予想されます。      そのような仮設住宅へこそ、炊き出し支援の足を運びと考えています。              多人数で過ごす避難所から仮設住宅へ移ることで、孤独感を感じる人々が出ることも予想されるからです。特に、ご高齢の皆さまへのお見守り、お声がけ活動は必要と考えます。幸いにも、4月から珠洲ひのきしんセンターの運営のお手伝いをすることになっています。息の長い支援へと繋げることが出来ます。                                                        また、仮設住宅へのお見守り・お声がけと並んで、目に見えての課題は災害ゴミやがれき撤去になります。ボランティアを募り、支援する。   

活動日数 39日

支援対象者実人数 1,318人

支援対象者延べ人数 1,579人

参加ボランティア実人数 28人

参加ボランティア延べ人数 64人

本助成金による活動の成果
珠洲市にて炊き出し支援をしました。 6月23日 珠洲市宝立小中学校避難所 夏メニューは、『冷やしおでん』先週のような爆発的な人の集まりにはなりませんでしたが、150食を配食させて頂きました 7月14日 珠洲市宝立小中学校避難所 3回目の『冷やしおでん』となります。行列ができる程の大盛況となりました。 今回、開眼塾姫路教室の小学生たちも3連休とあってお手伝いに駆けつけてくれました。 8月11日 珠洲市三崎町にて納涼祭 当団体の受け持ちは、フランクフルト&飲み物。 ホットプレートを3個並べて焼きました。 何よりも納涼祭 にお集まり下さった珠洲の皆さまの楽しげな様子に安堵できました。 9月22日、奇しくも洪水の日に珠洲市に…。 飯田町生涯学習センターでの炊き出しのメニューはクリームシチュー。大変な中でしたが、たくさんの人に喜ばれたようです。 11月17日 珠洲市大谷町 大谷小中学校へ来ました。 陸の孤島に驚きました。海岸沿いの道路が崩れてしまったからでした。 しかし、大谷小中学校に着くと、その体育館は実に太く確りした鉄骨造りの建物であるばかりか、厨房も広く設備も十分に備わってありました。眼前には海が拡がり、とても素晴らしい景色が待っていました。 12月1日 珠洲市上戸仮設住宅に炊き出しに来ています。 もちろん、今日のメニューもクリームシチュー。120食を届けて参りました。 これだけ大きい寸胴鍋です。味のコントロールが実に難しい 12月15日 珠洲市飯田町生涯学習センターへ行って参りました。 この日のメニューもクリームシチュー。日を重ねる毎に美味しくなっています。 評判も上々。150食。 12月21日 珠洲市飯田町生涯学習センターに来ています。 前回とは一転、メニューは『温かいおでん』。とにかく、凄い人気でした。 用意した159食もあっという間に無くなってしまいました。 12月22日 21日に続いて、珠洲市上戸第1仮設住宅にて炊き出しを行いました。この日も『温かいおでん』 12月24日 珠洲市上戸小学校仮設住宅にて炊き出し支援をしました。 21、22日とは一転、クリームシチューにしました。もちろん、Xmas Eveだからです。Merry Xmas!

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
発災後の間もない頃とは異なり、望まれるものも移り変わって行きます。幸いに珠洲市と輪島市には多くのボランティア団体やボランティアが支援に足を運んでくれています。穴水町には大小の仮設を合わせて28箇所あると聞きました。しかしながら、穴水町へは全くと言って良い程、どの団体もボランティアも足を運んではいません。そこで、今年度は穴水町の仮設住宅を中心にお声がけ活動を訪問しようと考えています。また、短期活動で繋がって行った和倉温泉旅館協同組合には元気を運びたい。和倉温泉の復興へ向けた歩みは今からが始まりです。末永く支援を続けたいと考えています。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
instagram kaiganjyuku



寄付してくれた人へのメッセージ
今回の炊き出し支援活動では、たくさんの能登の人々に喜んで頂けたと思います。5月のGW頃にもなると、能登の気温も急激に高くなっていました。そこで、6月以降の炊き出しメニューを模索。焼きそば、カレー、スパゲッティ等も考えられましたが、他団体が提供している、腹にもたれる等の意見も頂戴しました。そこで、夏から秋に掛けて提供したのが「冷やしおでん」となりました。このおでん、少し変わっていまして、喉を通り易い。大人気のメニューとなりました。冬にはクリームシチュー、温かいおでん。喜んで食して頂けるものを提供させて頂きました。ご支援、有難うございました。