「ボラサポ・令和6年能登半島地震」第2回中長期助成事業

団体名 一般社団法人チームメディカル

都道府県 岐阜県

助成額 1,970,000円

活動開始日 45293

活動終了日 45473

助成金で行った活動の概要
活動内容 【活動地域の拡大】 ・我々は自身発生後すぐに行動し、1月4日には輪島市に生活用品などの物資を運び込みました。 ・穴水町での復旧作業に従事。 ・こすもす特別養護老人ホームの復旧作業および物資の運搬。 ・津波の被害のあった輪島市、珠洲市の中でも孤立した地域に焦点を当て各地域のニーズに合った支援活動を実施。 【支援物資】 穴水町・能登町・輪島市・珠洲市・日本航空高校石川などの必要な物資が届いていない地域に焦点を当て、かつ、地域のニーズを汲み取りました。 【炊き出し】 能登町・輪島市・珠洲市において炊き出しを行い、被災者の方に温かい食事を提供しました。 【復旧支援(こすもす)】 能登半島最大の特別養護老人ホームであるこすもすの職員への支援活動に従事し、施設の復旧および入居者の安心安全な生活の確保に貢献しました。 【復旧支援(天王寺)】 地震の影響で落下した鐘や石像などの復旧に携わりました。

活動日数 88日

支援対象者実人数 186人

支援対象者延べ人数 5,403人

参加ボランティア実人数 104人

参加ボランティア延べ人数 314人

本助成金による活動の成果
活動成果 【支援物資】 孤立地域に灯油・ガソリン・簡易ベット・食料品・生活用品などの物資を運搬しました。 その結果、孤立地域での復興作業の効率化につながりました。 また、日本航空高校石川様には倉庫用地として格納庫および教室を無償提供いただき、そこを拠点に活動地域の拡大が可能になりました。 【炊き出し】 炊き出しを通して被災者の健康維持と精神的な安心感を届けることができました。 【復旧支援(こすもす)】 迅速な復旧支援の結果、こすもすはボランティア活動の拠点として重要な役割を担い、活動地域の拡大に繋がりました。 【復旧支援(天王寺)】 復旧支援の結果、法要などの実施が可能になり、地域コミュニティの活性化に貢献できました。 今回の支援活動では、物資の輸送、炊き出し、施設の支援、物資運搬、松なぎ処理など多岐にわたる活動を行いました。これにより、多くの地域で生活環境の改善が見られ、住民の安心感と安全性が向上しました。今後も、地域のニーズに応じた支援活動を継続し、さらなる復旧と再建を目指していきます。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
課題と今後の取り組み 【課題】 1復旧作業が進んでいない部分もあり、これから初めて入る現場も多く、同じ地域でも復旧作業の進捗に差が存在する。 2被災者へのお弁当の提供が1日1回に留まっており、栄養面での心配が拭いきれない。 3ボランティア数が未だ十分ではなく今まで以上のボランティアが必要 4多くの被災者が現地におらず、金沢や福井に避難しているため現地での連携および支援活動が困難です。 【今後】 1ボランティアの増員を目標に呼びかけの強化 2避難者へのアプローチを強化して現地のニーズの把握に努める。 3関係機関との連携を強め、継続的で長期的な支援計画を立てることで能登半島の活性化を目指します。 【まとめ】 今期の活動では、多くの課題が明らかになりましたが、これらを克服するための具体的な取り組みを進めていきます。今後も地域の避難者と連携しながら、継続的な支援を行い、能登半島の復旧と活性化を目指して努力を続けます。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.instagram.com/sakura_nao3?igsh=MTU5bGVxczB0M2oxcA==



寄付してくれた人へのメッセージ
寄付者へのメッセージ 拝啓 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 この度は、私どもの能登半島地震災害ボランティア活動に対しまして、温かいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。皆様からの寄付金は、被災地の復興支援や被災者の生活再建に向けた活動資金として、大変貴重な役割を果たしております。 特に、自然災害が頻発する昨今において、迅速な支援活動が求められる中、皆様のご支援がどれほどの力となっているか計り知れません。寄付金は、被災地での食料や医薬品の供給、避難所の設置、被災者への心のケアなど、多岐にわたる支援活動に有効に活用させていただいております。 また、皆様からの温かいご支援は、私たちボランティア職員の励みともなっております。被災地の方々に寄り添い、少しでも早く元の生活に戻れるように今後も全力を尽くして参ります。皆様のおかげで、多くの被災者が希望を持ち、未来に向かって一歩を踏み出すことができております。 この度の能登半島地震は、発生から半年以上が経過した現在でも課題が多く残っており、一方で時間の経過によって人々の意識から遠ざかりつつあります。我々ボランティアの役割は、継続的な地域コミュニティーへの活性化に貢献していくものであると考えております。 今後とも、長期的な被災地の復興と被災者の支援活動に尽力してまいりますので、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。重ねて、心より感謝の意を表し、末筆ながら皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。 敬具