よみがえれ「さだまるビレッジ」

団体名 NOTOにじのひかり

都道府県 石川県

助成額 500,000円

活動開始日 2024/1/1

活動終了日 2024/2/29

助成金で行った活動の概要
ほぼ壊滅的な被害を受けた珠洲市において、岩盤が固く比較的安全である珠洲市三崎町の「さだまるビレッジ(自宅)」を中心に、発災当初から真っ先に支援活動を行なった。変わりゆくニーズにも臨機応変に対応し、避難所などで物資が受け取れない方や物資にお困りの方への物資支援も行なった。ボランティア拠点の不足も問題となった。日帰りで活動するとなると活動時間が短くなったり、ボランティアの負担も大きくなる他、宿泊場所がないため車中泊・野営などのボランティアも多く見られたため、「さだまるビレッジ」をボランティア拠点とするための整備を行なった。雨漏りの修繕・ガラス割れの掃除などからはじめ、環境整備を行なった。1月末よりボランティアの方々の受け入れも本格的にはじめた。

活動日数 55日

支援対象者実人数 300人

支援対象者延べ人数 500人

参加ボランティア実人数 50人

参加ボランティア延べ人数 200人

本助成金による活動の成果
発災当初から真っ先に支援活動を行なった。変わりゆくニーズにも臨機応変に対応し、避難所などで物資が受け取れない方や物資にお困りの方への物資支援も行なった。地元民にしかわからないような細かいニーズを吸い上げ、地域に寄り添ったニーズの把握、支援を行なった。被害の大きかった珠洲市内において、「さだまるビレッジ」は建物は建っていたものの、雨漏りやガラス割れなど使用するには厳しい状況であったが、掃除や応急処置を行い、ボランティア拠点及び物資拠点として整備することができた。井戸水を活用した洗濯機の設置・薪風呂の整備なども行い、地域の方のお困りごとに寄り添った場としても機能した。ボランティアの滞在者の貴重な拠点として機能している。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
フェーズの変化とともに、支援の形も変わっていくので、臨機応変に対応することが最も重要となる。短期的な支援の段階は終わり、今後は長期的な視野で活動する必要がある。被災者と支援者の垣根を越えて活動し、食事も炊き出しではなく一緒につくって食べるなどの協働・心身のケア・こどもの居場所づくりなど、地域が立ち上がり前に進んでいけるような活動を継続していく。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.instagram.com/noto_nijinohikari/



寄付してくれた人へのメッセージ
この度はご寄付ありがとうございました。能登半島の最先端の珠洲市は、2年前から大きな地震があり、今回の地震でも特に甚大な被害を受けました。初期段階では、物資や燃料がなかなか届かず、この助成による支援にとても救われました。その後、ボランティア拠点がないという問題に直面し、拠点を整備することができたことは、長期的に珠洲の支援を継続するための大きな一助になりました。わたしは珠洲市民で、支援者である以前に被災者なので、地域のニーズに寄り添った支援・必要に応じた的確な支援を行なっており、長期的にこれからも地域住民と共に活動していこうと思います。