令和6年能登半島地震における初期の支援物資提供活動

団体名 出雲市総合ボランティアセンター運営委員会

都道府県 島根県

助成額 160,000円

活動開始日 2024/1/8

活動終了日 2024/3/10

助成金で行った活動の概要
1月2日~3日/珠洲市の団体と連絡、避難所や現地の状況を確認、必要な物資のリスト化。 1月4日~7日/出雲市内外の市民ボランティアによる100件以上の物資収集と梱包活動。 1月6日/第1回令和6年能登半島地震支援ミーティングの開催。(30名) 1月8日~1月10日/ボランティア4名で、2トントラック2台をレンタルし支援物資の輸送、飯田地区の自主避難所、飯田小学校避難所、三崎地域のビニールハウス自主避難所、三崎地域の自主避難所、珠洲ひのきしんセンターに物資配布。 1月19日/第2回令和6年能登半島地震支援ミーティングの開催(28名)

活動日数 3日

支援対象者実人数 100人

支援対象者延べ人数 100人

参加ボランティア実人数 4人

参加ボランティア延べ人数 100人

本助成金による活動の成果
出雲市総合ボランティアセンター運営委員会では能登半島地震の発災直後より出雲市内外の市民ボランティアをはじめ、様々なグループ、団体、機関、企業などが協働しながら支援活動を行うための「支援ミーティング」を開催しています。 初期の段階は珠洲市の団体と連絡をとり避難所や現地の状況を確認し必要な物資のリスト化をして、広く市民に支援物資の募集を行うとともに、梱包や積み込みもボランティアに行ってもらいました。 そして、4名のボランティアで、2トントラック2台をレンタルし支援物資の輸送を行いました。物資は石川県珠洲市の飯田地区の自主避難所や飯田小学校避難所、三崎地域のビニールハウス自主避難所、三崎地域の自主避難所、珠洲ひのきしんセンターに直接配布しました。被災された皆さまからは、まだまだ必要な物資が届いていない現状をお聞きするとともに、持参した物資を喜んでいただきました。帰ってからは、「支援ミーティング」で支援者の皆さんに報告をするとともに今後の支援について考えることができました。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
支援物資については、出雲市が被災地から距離があるためどうしても時間差があり迅速な対応が難しいこともありました。ただ、今後は事業所や団体からある程度の数を提供していただける場合、被災地の支援団体等と調整をとりながら輸送し提供することができます。 また、初期の段階の物資支援だけではなく、これからは避難されている方、被災された方への炊き出し支援や心のケアなどの活動が必要であると今回の活動によって知ることができました。 同時に珠洲市だけではなく、輪島市やその他の市町で活動する支援団体などと連携を取ることで、能登半島全体の支援に繋げることができます。 当委員会では「支援ミーティング」を定期的に開催し、この地震の風化を防ぎ、一人でも多くの方に支援の機会と現地の現状を伝えていくことが大切だと考えています。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.facebook.com/profile.php?id=100071700488880



寄付してくれた人へのメッセージ
この度の能登半島地震での支援活動に対しご寄付をいただき心より感謝申し上げます。 出雲市総合ボランティアセンター運営委員会はセンターに登録する個人、団体の中から志を持ったボランティアによって構成された任意団体です。個々の力は微力ではありますが、市内外の市民ボランティアや様々なグループ、団体、機関、企業などが協働し合える場を提供しながら、個々のできることを繋げていくことで支援活動を行っています。 今回は、発災直後の不自由な避難生活をされている被災者に対して少しでもお力になれればとの想いで活動をさせていただきました。これもご寄付をいただいた皆様に支えていただいたおかげです。本当にありがとうございました。