能登半島地震災害における被災地への支援物資配送活動

団体名 一般社団法人四番隊

都道府県 千葉県

助成額 290,000円

活動開始日 2024/1/1

活動終了日 2024/1/31

助成金で行った活動の概要
能登半島地震では多くの方が避難所に避難。飲料や物資が不足し、停電している地域の方々、土砂で孤立してしまった地区の方々へ、カイロや暖房器具、通信設備などの物資を配送し、支援活動を実施した。

活動日数 12日

支援対象者実人数 50人

支援対象者延べ人数 600人

参加ボランティア実人数 9人

参加ボランティア延べ人数 40人

本助成金による活動の成果
被災地の状況は半日単位で変化し、テレビやネットの情報と、実際の被災地避難所の状況は場所によってはかなり異なっていた。不足している物資の情報は現場の声をしっかりと把握する必要があり、発災直後に現地へ向かいニーズを把握できたこと、団体のメンバーが過去に石川に住んでいたことがある経験などから必要となる得るであろう物資などを想定し、被災現場に沿った物資を配送することができた。 支援物資として、飲料水や食料品、暖房器具以上に喜ばれたのが、衛星を介してインターネット回線を使うことができるスターリンクだった。ただ配送するだけでなく、ポータブル電源も持参し、設置接続作業を実施、2週間ぶりにつながったネット回線で、避難されている方々が思い思いにスマホを使い始め、久々に家族と連絡が取れた、声が聞けたと喜ばれ、改めて、人とのつながりが重要であると実感した。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
助成いただいた活動を通して見えた課題として、被災地のニーズを現場の声をしっかりと把握すること。発災直後に報道されていた不足している支援物資の情報が、被災現場に沿っておらず、飲料水が溢れかえるほど集まっていたり、高齢者しかいない避難所に大量の生理用品が届いていたり、必要なものが必要な現場に届いていない、人員が不足して仕分けして物資を届ける人がいない、不要なものが余っている状況だった。情報を鵜呑みにすることなく、正確な情報を見極め、現場の声を聞き、ニーズに沿った支援を行なう必要性を改めて感じた。今回の地震は範囲が広く、多方面から見て状況を把握し、今後も被災地域の支援を継続し、地域のニーズに合った四番隊ができる最大限の支援活動を行ってまいります。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=335216222652927&id=100084936543536&ref=embed_post
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寄付してくれた人へのメッセージ
このたびの能登半島地震において、貴重なご支援と寄付をいただき、誠にありがとうございます。皆様の温かいご支援のおかげで、被災地域の方々に少しでも希望と支えをお届けできることを心より感謝申し上げます。皆様のご厚意は、被災地域の復興と地域の再生に大きな力となります。この支援を元に、一層努力し、被災地域の方々の生活を支え、地域の復興に貢献してまいります。被災地域の方々とともに、困難を乗り越え、新たな未来を築いていくために、今後も皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。