都道府県 愛知県
助成額 500,000円
活動開始日 2024/2/17
活動終了日 2024/2/18
助成金で行った活動の概要
半田市社会福祉協議会は、令和6年2月17日(土)から18日(日)に富山県氷見市へボランティアバスを運行し、市内在住・在勤の30名が参加しました。17日夕方に現地入りし、18日の午前9時にボランティアセンターに入り、午前10時ごろから午後4時ごろまで2班に分かれてボランティア活動をしました。
1班の活動先は、市民の方が所有する倉庫でした。地震により崩れてしまった倉庫内の土壁の修理のためスペースを確保する必要があり、家財の運び出しと屋根の上の土のう袋を下ろす作業を行いました。
2班の活動先は、古民家を改装して営んでいたカフェでした。家屋と土蔵の公費解体が決定したため建物内を空にする必要があり、家財の運び出しと災害ごみ仮置き場への運搬をしました。
その後17時ごろに氷見市を出発し、21時30分ごろ半田市に到着・解散しました。
活動日数 2日
支援対象者実人数 4人
支援対象者延べ人数 4人
参加ボランティア実人数 34人
参加ボランティア延べ人数 34人
本助成金による活動の成果
1班の活動では、バケツリレー方式で声をかけあいながら倉庫内から屋外へ家財を運び出し、依頼者の方の思いを聞きながら必要なものと処分するものの仕分けを行っていきました。半田市内で日頃から防災・減災活動に取り組む方を中心に、土のう袋にロープを結び、地面に下ろしていきました。スムーズな作業で、14時ごろには活動を終えることができました。
2班の活動では、20部屋ほどある家屋と2棟の土蔵内に大量の家財がありましたが、大きな家財を運び出す人や運搬しやすいように家具を解体する人など役割分担をして効率よく活動できました。早く終わった1班の有志が合流したこともあり、1日でほとんどの家財を運び出すことができました。
どちらの活動先でも、依頼者の方からは「あっという間に作業が進み、ありがたかった」「自分ひとりではできなかった」とお言葉をいただきました。ボランティアバス参加者からも「感謝の言葉が嬉しかった」「被災者の気持ちに寄り添うボランティア活動の大切さがわかった」との声がありました。
事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
課題①
活動中、依頼者も参加者も災害ごみで出せるものと出せないものが完全には区別できておらず、ごみのルールの周知・実践に課題を感じました。
今後の取組み①
相互に支援し合える遠隔地との関係づくりを進めていきます。氷見市社会福祉協議会と半田市社会福祉協議会が災害時の相互支援協定を結んでいたため、富山県内のボランティアに限っていたにも関わらず半田市からのボランティアを受け入れていただけました。互いの顔が分かる関係があると支援する側もされる側も安心して活動できるため、その他にも相互に支援できる関係づくりに取り組みます。
今後の取組み②
今回ボランティアバスを運行した事務局の経験を活かし、ボランティアのニーズがある市町に対して2回目のボランティアバスの運行を検討しています。
助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
http://blog.livedoor.jp/handasw/archives/2024-02-27.html
寄付してくれた人へのメッセージ
みなさまのご寄付により、我々ボランティア一同は被災者の方のお力になることができました。前述のとおり、依頼者の方からは「あっという間に作業が進み、ありがたかった」「自分ひとりではできなかった」と感謝のお言葉をいただくことができました。また、ボランティア参加者の方からも「個人で参加しようと思うと敷居が高くこれまでは躊躇しておりましたが、こういう機会があり思いきって参加できて良かったです。」「居ても立っても居られない想いを叶える場を提供いただきまして誠にありがとうございました。」とのお声をいただいております。
本当にありがとうございました。今後も変わらぬご支援をお願い申し上げます。