ボラサポ・令和6年能登半島地震

団体名 藤岡災害ボランティアサークル

都道府県 群馬県

助成額 500,000円

活動開始日 2024/1/5

活動終了日 2024/1/22

助成金で行った活動の概要
1月7日(日)に、連携団体が支援に入っている折戸町等5ヵ所の避難所に持参した物資を配布 1月16日(火)は、家屋保全のために使う木材・ビスなどや、介護施設で必要品だが現地で手に入らない衛生用品を持参 1月17日(水)~22日(月)は主に家屋保全(外れたり破損した開口部や外壁の落下部分から、風雨・小動物の侵入を防ぐためのブルーシート張り)。下部道路に落下の恐れのある傾いたブロック塀の撤去。依頼票に基づき現地調査などの活動を行った。

活動日数 14日

支援対象者実人数 150人

支援対象者延べ人数 200人

参加ボランティア実人数 4人

参加ボランティア延べ人数 38人

本助成金による活動の成果
連携団体「災害救援レスキューアシスト」は、外浦と呼ばれ中心市街から通常でも車で20分以上かかり、発災当初は交通止めの箇所があり大きく迂回するため40分近くかかり、支援の手が届きずらい地区で活動しています。 2次避難している方たちも居られましたが、個々の事情で避難所で暮らさざるを得ない方たちの必要とされる物資・要望を、日々避難所に伺い細かな要望をレスキューアシストが聞き取っており、その情報を得て物資の補給、家屋保全の活動ができたのは助成金があったからです。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
被災された方たちも、電気・上下水道の復旧(折戸地区は全てではないが簡易水道を利用、また合併処理浄化槽が多い)により、家の片付け・倒壊家屋からの貴重品の取り出し・車の救出など、発災直後とは要望が変わってきています。 また、がけ崩れなどのために一時孤立していて支援の手が届かなかった地区からも、道路の啓開により往来が可能となったことから、多くの要望がよせられています。 従来から過疎化が進んでいた地域、今後の暮らしを迷いながらも何とか地元でと思っておられる住民の方も多いと聞きます。そんな方たちにゆっくり伴走してあげられればと思います。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
http://fujiokavolunteer.blog.fc2.com/
https://www.facebook.com/saigai.fujioka/



寄付してくれた人へのメッセージ
昨年5月石川県能登地方地震で被災した珠洲市で、主に屋根のブルーシート張り支援をしたご縁で今回も珠洲市の支援をさせていただく事になりました。 奥能登は、県都金沢市から100㎞程離れており、珠洲市でも外浦はさらに手が届きづらい地域です。 冬の厳しさはありますが、自然には恵まれ、独特の文化も感じられます。 年配の方が多く、また若い世代は職を失った方・家族の都合で転居を余儀なくされた方などがおいでになり、復興には長い時間がかかると思います。報道も少なくなり関心も薄れていきますが、今後とも被災地への息長いご支援をよろしくお願いいたします。