都道府県 石川県
助成額 2,960,000円
活動開始日 2024/1/2
活動終了日 2024/3/31
助成金で行った活動の概要
①内灘町災害ボランティアセンター開設と運営 1月より開設向けての打ち合わせを重ね、2月1日開設となる。未経験者が多い中での開始となりますが、内灘町社協らしいボランティアセンターの運営を目指す。また当団体がボラセン運営のバトンを渡せる人材作りを行う。被災者の方からの直接のニーズ聞き取りでは、行政ではカバーできない隙間を埋める ②二次避難者の方への交流会と配食 金沢市内では福島県外避難者の方々の協力で、香林坊LOVE for ALLにて開催 当初金沢市内のホテル、旅館に弁当配食を行う。 内灘町では、炊き出しを内灘町社協で行う。 ③いこまいか!能登 一時帰還バス・ボランティアバス チラシを作成し、内灘町社会福祉協議会、金沢交流会会場で広報 輪島、珠洲への第1便は被災者、当会会員3名で運行。課題として、被災者宅の片づけが必要と考え、2便以降は災害ボランティアを5~6名配置 一時帰還バスとボランティアバスを一緒にすることにした。 ④支援物資に関して 被災地でのニーズを聞き取り、要望のあるものをお届けすることができた。
活動日数 90日
支援対象者実人数 211人
支援対象者延べ人数 615人
参加ボランティア実人数 105人
参加ボランティア延べ人数 351人
本助成金による活動の成果
必要な場所へ必要な支援物資を届ける事が出来た。珠洲市ではBIGUP石巻、輪島市では当会副会長を通じ情報が得られニーズの把握が出来ました。内灘町ボランティアセンターでの立上げから運営は、地元社協、北関東社協との連携で比較的スムーズに行われました。支援体制としては、千坂校下町会連合会、木越町防災会、かなざわコミュニティ防災士会の協力がありました。 支援期間が終了する頃には、ボランティアセンタースタッフも育っており、安心して引き渡すことが出来ました。 内灘町の炊き出しに関しては、被災地である地域の飲食店の方のご協力をいただき、衛生管理、調理場の提供、食材調達など大変助かりました。避難所の支援活動では、内灘町の民謡民舞北川会キッズは慰問を行い、民謡と踊りで楽しんでいただいた。 「綺麗にお化粧しているのはお正月ぶりだわ」「かわいいね~」と最後は地元「内灘ナント節」を踊りました。 金沢市内での交流会と惣菜などの配布では、福島県外避難者の会の方々の協力が得られ、香林坊のLOVE for ALL店舗内にて開催 常時福島県外避難者の方が寄り添いお話をしていました。 避難者同時相通じるものがあるようでした。 弁当配食については、ホテルなどフロントに他団体の持参したお弁当が残っている状態が日に日に増えており、惣菜(5~6種)フルーツを交流会会場に常時準備し、好きな時に食べたいものをもちかえる形に変えました。 ご自分で好きなものを選べるのは、少しだけ日常を感じてもらえました。 一時帰還バス、ボランティアバスでは、当団体が重きを置いている「被災者のニーズに基づいた支援活動」が出来ました。件数は輪島市3件 珠洲市2件でしたが、いずれもニーズ完了となっています。
事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
2次避難者全世帯にアンケート調査 目的:今後の目標を考えていただく(公費解体が円滑に進むよう) 調査方法:石川県経由にて全世帯に配布し回収 調査対象世帯:1500世帯 内容:被災状況、支援金、健康状態、必要な支援など アンケート調査集計~一時帰還(被災地でのニーズ聞き取り)~技術系ボランティア団体~一般ボランティア 一連の流れを作れるように計画中 一時帰還バスを運行予定 石川県、輪島社協と連携を模索中 引き続き金沢市内では交流会、総菜などの配布(みなし避難者の方が口コミで集まる) 内灘町では仮設住宅への支援(高齢者独居が多いため)を内灘町社協と連携し行う。千坂校下コミュニティ協議会内千坂校下婦人会、千坂校下更生保護女性会、ちさか防災士会の協力有 4月以降もボラバスの運行を独自に行っていく(物資支援、ボランティア活動) また県ボラバスへのボランティア参加を会員に促し活動中
助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
i-saibora.com
https://www.facebook.com/ishikawa.saibora117
寄付してくれた人へのメッセージ
皆さまの善意で支援活動を実行することが出来ました。当会一同心より感謝申し上げます。 元旦の能登半島地震から間もなく4か月となります。今までの災害と違い復旧のゴールが全く描くことができません。今後は石川県との連携を一層取り、被災者ニーズを重点に聞き取りを進め、ひとつひとつ丁寧に支援活動ができるよう、当会一丸となり取り組んでまいります。