能登半島地震の避難生活の質の向上と技術支援活動

団体名 BIGUP大阪

都道府県 大阪府

助成額 1,690,000円

活動開始日 2024/1/1

活動終了日 2024/1/31

助成金で行った活動の概要
BIGUP 大阪は、1月3日に先行して被災地入りしている 姉妹団体BIG UP石巻代表理事、阿部由紀や連携団体からの情報を元に、1月1日より必要救援物資・必要資機材を集め1月5日に石川県金沢市に入り合流しました。 東日本大地震の支援の際、宮城県石巻市への支援でつながりを持つ金沢市で企業する木下工業の協力で、口能登・中能登・奥能登の公設避難所、民間避難所や各地域で支援活動を行う連携団体に、必要な物資を運ぶため箱車トラックをリースし金沢市を拠点に救援物資運搬、搬入支援を行いました。 次のフェーズを予測した瓦礫撤去・屋根の応急処置や避難所環境支援(シャワー・洗濯)の準備に取り掛かるが、状況判断により避難所環境改善の即急な必要性を感じ救援物資運搬支援と並行して、支援準備を進める。

活動日数 30日

支援対象者実人数 900人

支援対象者延べ人数 1,000人

参加ボランティア実人数 8人

参加ボランティア延べ人数 8人

本助成金による活動の成果
迅速な支援体制を構築し、被災地域に必要な支援を行うことができました。 具体的には、各避難所や連携団体に必要物資を運び物資搬入の傍ら、被災者と交流を持つ事で無駄のないニーズの吸い上げができ、今すぐに求められている支援の準備、提供がおこなえました。 また物資だけでなくその情報を元に需要性やフェーズに合わせた支援の方向性を見据え、在宅避難者を含め避難所の精神・身体・衛生面の改善を早急に支援する必要性を感じる事に繋がりました。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
課題としては、ライフラインが改善するまでの、避難所、在宅での生活環境をサポートし、少しでも被災者に笑顔を取り戻す事や、被災地に住む方々が今必要な物資を早急に手渡す事。また、様々な視点から支援する仲間の団体が円滑に活動がおこなえる様にバックアップ支援に力を入れたいです。今後の取り組みとしては、これまでの救援物資運搬と並行して、目処の立たない断水状況を踏まえて、各避難所の方々や在宅避難者を対象に、生活環境支援(シャワー・洗濯)をおこない生活環境の質を少しでも高める事に力を入れて取り組みたいと思います。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
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寄付してくれた人へのメッセージ
今回の震災は、地震被害・津波被害など、多大な被害を広範囲に出し、地震の被害により中能登や奥能登へのアクセスも分断され、携帯電話の電波も繋がり難い状況など、支援が難しい中、皆様のご寄付・ご支援で被災地に今必要な支援を早急に行うことができました。 まだまだ、支援を必要としている方達に寄り添って支援継続していきたいと思います。