都道府県 宮城県
助成額 2,350,000円
活動開始日 2024/1/2
活動終了日 2024/3/31
助成金で行った活動の概要
宮城県東松島市に集積した食品を調理し易い大きさにカットし真空パックした物をチーム員が車両による輸送及び運送会社を利用した運搬で石川県に送った。
同食材で主として能登町において避難所等における炊き出しを実施した。また能登町からの要請により1月22日からは小中学校に対する給食支援を実施した。更に2月後半からは輪島市教育長からの要請により輪島市においても他チームと協同で給食支援を行った。
また食品以外の支援物資については七尾市、能登町及び輪島市において配布を行った。
活動日数 90日
支援対象者実人数 2,160人
支援対象者延べ人数 39,760人
参加ボランティア実人数 59人
参加ボランティア延べ人数 1,695人
本助成金による活動の成果
令和6年能登半島地震における被災地(主として能登町)における支援物資の配布及び避難所等における炊き出しを1月4日から実施した。
1月22日からは能登町からの要請により小中学校に対する給食支援を実施した。
宮城県東松島市において支援物資の集積及び食品の加工を行い被災地である能登半島へ輸送する事によって、現地スタッフの負担を軽減し現地において適切かつ効率的な支援活動を行う事が出来た。
東日本大震災で被災した宮城県東松島市からの支援であり、13年前に実際に体験した経験から必要な物資及び教訓等を基に活動する事により、現地の人々の心に寄り添いつつ、ニーズに応じた支援活動を行う事が出来た。
また我々の活動を評価して頂いた能登町からは当初計画に無かった給食支援を依頼されたが、同町から提供されたコテージを活用しつつ、他団体との協力によって能都町の給食が自走可能になる時期までの支援をスムーズに実施出来た。
更に、この状況を知った輪島市から給食支援の依頼を受け、この要請に対しても的確に答える事が出来た。
事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
今回は以下3点の要因によって活動をスムーズに実施できた。
今後は被災自治体との信頼関係及び協力関係を早期に構築する事が重要であると感じた。
・ 東日本大震災で被災における経験を活かす事によって、被災地のニーズに応じた適切な活動が出来た。
・ 他協力団体との連携(情報共有及び共同活動)によって、必要な活動を実施する事が出来た。
・ 活動を開始した能登町が宮城県の支援地として指定され、また東松島市市長からの親書及び支援物資を直接、能登町長にお渡しする事によって、同町との信頼関係が構築されその後の活動を適切に実施出来た。
助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://kibotcha.com/news/noto/
https://www.facebook.com/kibotcha/?locale=ja_JP
寄付してくれた人へのメッセージ
皆様のご支援によって、避難所生活を送っておられる方々に温かい食事を提供する事が出来ました。また学校は再開出来ても電気、水道、給食設備が使えない状況で食材の仕入も難しいため温かな給食を摂る事の出来なかった小中学校に対して、温かで栄養のあるスープや味噌汁を提供する事が出来て、多くの感謝の言葉を頂きました。
皆様のご支援に謹んで御礼申し上げます