「双葉郡・いわき市で暮らす外国にルーツを持つ子どものための継続した支援事業:フリースクール、居場所・食事提供」

団体名 一般社団法人SJW

都道府県 福島県

助成額 1,000,000円

活動開始日 2023/10/1

活動終了日 2024/9/30

助成金で行った活動の概要
【レインボーキッズフリースクールの運営】
フリースクールを必要としている子たちに、フリースクールという居場所を提供する。その際に、ランチも提供する。
フリースクールの詳細は下記に示す。
1.時間 平日9:00から14:30まで
2.先生やスタッフ 運営者と送迎スタッフ1名、日本語指導の経験がある先生1名、英語講師及び見守りスタッフ1名、支援スタッフ1名。
3.科目 国語、英語、算数、料理など子供達で何がやりたいか話し合って決める。
4.内容 実際、日常生活で使うようなこと。料理やお皿洗い、工作など。特に外国人の児童は、日本の文化やルールが分からないため、トイレの使い方やお箸の使い方など丁寧に教えた。
5.受け入れる子どもの年齢 3歳から15歳まで
6.料金 月額5,000円から3万円(家庭の事情に応じて) 
給食費無料。月謝を低く設定している理由として、DVなどの被害にあっている児童は、高額では親は預けないなどの理由でフリースクールを利用できない可能性が高いため。
また、東日本国際大学の学生が月1,2回程度フリースクールの児童と一緒にゲームをしたり遊んだりして交流を深めに来てくれた。
【うちごう子ども食堂の運営】
令和4年9月27日から、うちごう子ども食堂をオープンした。10月からは毎月第一、三の火曜日 15時半から19時まで(祝日や年末年始、クリスマスを除く)、毎月第二、四の水曜日 15時半から19時まで(祝日や年末年始、クリスマスを除く)と毎月4回ほど実施。
1.利用料金 子ども(高校生まで)は無料、大人は任意の寄付方式
2.調理スタッフ及びボランティア 調理スタッフは1名、地域のボランティアスタッフは充実し、内郷婦人会の方が毎回手伝いに来てくれている。
3.イベント 今年初めて子供参加型の夏祭りイベント(工作や射的、わたあめ、かき氷作りなど)を実施。さらに、去年同様、季節の行事を併せて小さなイベント(ハロウィン、クリスマス、バレンタインなど5回開催予定)としてお弁当の他にお菓子やカードやノートなど配布した。
4.認知度が向上しフードドライブなどで頂くことが多くなったので、定期的に子ども食堂利用者に配布することができた。

活動日数 284日

支援対象者実人数 64人

支援対象者延べ人数 1896人

参加ボランティア実人数 20人

参加ボランティア延べ人数 348人

本助成金による活動の成果
助成金により、フリースクールでは、7名(外国籍3名、日本人4名)、子ども食堂では、約60名を1年間支援することができた。小学2年生の外国籍の子どもは、いきなり日本に父親(母親は死別)の都合で連れて来られ、来日後、私たちのフリースクールにすぐに連れてこられた。教育委員会も周りの方々も、いち早く小学校に入学させたほうがいいと、わずか1ヵ月たらずでここを卒業した。日本語がわからないことは当たり前であるが、日本の学校のルールやトイレの使い方などわからないので、最低限それだけでもきちんと丁寧に教えた。また、「ありがとう。」や「ごめんなさい。」の言葉も教えた。その子のメンタルを考えるともう少しここのフリースクールで学んでから、小学校にいってもいいのではないかと感じた。外国籍の他に今年は日本人の不登校児も昨年より多めに利用していた。外国籍のように毎日ではないが、来たいときに来て、本を読んだり遊んだり好きなことをさせていた。その日本人の不登校の子どもの保護者は、夫婦仲が悪い事がわかり、運営者が加えてカウンセリングを行ったり、夫婦の相談に乗った。さらに、子ども食堂では、1年間、毎月約4回約30名の方々に、お弁当を提供できた。特に夏休みには、夏祭りイベントを初開催し、お弁当も50食提供した。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
【フリースクールの場合】一番の課題となっていることは、利用者の8割が外国人で、出稼ぎとして来て仕送りしお金がないため、月謝は多く頂けないのが現状。また、当フリースクールの理念としても一時的な居場所と考えているため、安定収入は見込めない。ネグレクトの場合もあるので、高額にできない。そのため、広く知ってもらうため、団体のHP及びフリースクールのHPを作成中であり長期予算を確保できる助成金を今後も活用してきたい。また、何を行うにしても謝金や人件費はつきものだが、なかなかこの勘定科目に助成して頂ける助成金も少ないので、資金獲得策などを団体として話し合い年間計画に取り入れて実行する予定である。事務処理及び会計処理の効率化について話し合い実施したいと考えている。年間計画と助成金のタイミングなども見合わせてスケジュール化していく予定である。
【こども食堂の場合】ボランティアスタッフの都合上、お手伝いできる時間帯を午前午後と分けているが、午後の方は、子育て中の方が多く、急遽お休みになることが結構あるので、事前にお願いするボランティアスタッフ余裕を持って設定しようと考えております。また、お弁当箱は繰り返し使用可能なお弁当箱を使用しているが、利用者がいつ返却してもいいように玄関に返却ボックスを置くようにしたらその利用者が増えた。



寄付してくれた人へのメッセージ
私共の団体は、日本人に帰化した外国人の代表が中心となり、困窮している外国人や日本人のために日々活動しております。この度は、私共のレインボーキッズフリースクール及びうちごう子ども食堂に寄付して頂き、誠にありがとうございます。営利目的の団体ではないので、運営は厳しいですが、子ども達のためにこれからもできる限りがんばっていきます!また、地域の方々や会社等の寄付も去年より増えてきました。地元に支えられながら、ここまでこれております。今後も末永く、ご支援頂けるとありがたいです。

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